会えない距離をAIが縮める!自作の「じいじ・ばあばスタンプ」が孫の心を掴み、三世代の会話が弾んだ話(ChatGPT活用)

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きっかけは「AI面白い!」三世代をつなぐアイデアを考えてみた

「遠くに住んでいるおじいちゃんおばあちゃんと、お孫さんがもっと気軽に話せるようになったらいいな…」

スマホの普及でビデオ通話が簡単になったとはいえ、世代が違うと、なかなか会話のきっかけを掴むのが難しかったりします。

お互い遠方に住んでいたりすると、会う機会も少ない分、なかなか関係性を育みにくかったりするかもしれません。

ただ、もしおじいちゃん・おばあちゃんが、子どもたちにとって身近な「LINEスタンプ」になったとしたらどうなるだろう、という思いつきからスタートしました。

AIを活用するのであれば、より人が幸せになるような使い方をしたいものです。
かつ、AIを、年配の方にも、小学生世代にも、面白い技術であることを伝えたいと考えました。

ChatGPTを使って祖父母のオリジナル似顔絵スタンプを作る

「ChatGPT」を使って義理の両親のオリジナル似顔絵LINEスタンプ風画像を作成し、それをきっかけとして遠方に住む祖父母と孫、そしてその義姉ご夫婦と私たちの三世代のコミュニケーションが活性化できないかなと考えてみました。

義理の両親は、遠方に住む小学校2年生の孫のことが大好きなのですが、距離の問題からなかなか会う機会も少なく、孫の方も、たまにしか会えない「じいじ」「ばあば」に、会うたびに最初に少し人見知りしてしまうことが、、

義理の両親の近くに住む私たち夫婦と、義姉とでLINE(メッセージやオンライン通話)という形でコミュニケーションを取ることができるので、そのコミュニケーションの架け橋であるLINEに、お互いより興味を持ってもらえるといいのではないかと考え、「〇〇ちゃん、じいじだよ」「◯◯ちゃん、やるじゃん!」といった、普段の義両親が使いそうな言葉を添えたスタンプを作ってみました。

スタンプも、スタンプ”風”であればよいので、本当のスタンプでなくとも、画像データでありさえすれば気軽に使うこともできます。

実践!ChatGPTで愛情たっぷり「じいじ・ばあばスタンプ」を作る

実際に作ってみたLINEスタンプ風画像データはこんな感じです。

実際、とてもよく似ています。
義父は頭痛持ちでおでこにロキソニンテープを貼っていることが多く、会うたびに孫の”ツボ”なのであえておでこテープつきで特徴を出しています。

「AIで似顔絵なんて、専門知識がないと難しいのでは?」と思われるかもしれませんが、心配ご無用です。

ChatGPTを使うと、驚くほど簡単に、オリジナルスタンプ画像を作成することができます。

今回、以下のような手順で作ってみました。

  • 実際の写真を添付し、「LINEスタンプを作りたい。写真の人を、スヌーピー風アニメキャライラストにしてください。吹き出しがあり、「◯◯」で話している感じにお願いします。」と依頼。
  • 出来上がりを見ながら、「この人は義父で、孫に呼びかけているのですよ」などシチェーションを加えていく。
  • 途中で方向性が異なる方に行きだしたらそのスレッドでの作成はストップし、新しいスレッドを立てて作成していく。

同じプロンプトを投げても、同じようには生成してくれません、、

ただ、おおむね「スヌーピー風アニメキャライラスト」にすると、LINEで映えそうなイラストになってくれることが多かったです。

あとはガチャ感覚で、納得いくイラストができるまで繰り返していく感じです。

難しくはなく、ひたすらAIとゆるく対話しながら作っていきます。

スタンプが繋いだ心の距離。AIが紡ぐ、新しい家族のカタチ(結論)

完成したスタンプ画像を早速、義姉のLINEを通じて、お孫さん(私たち夫婦からすると姪)に送ってみました。

すると、すぐに「面白い!」という爆笑リアクションがもらえ、予想以上の好反応が返ってきました。

「じいじ?ばあば?スタンプ見たよ!今度は『どこの公園で遊ぼうか?』ってスタンプ作って!」といった興味津々の楽しい対話が生まれました。

AIが、物理的な距離を超えて、三世代の心の距離をぐっと縮めてくれました。
AIは、私たちの使い方次第で、”人同士の生活を豊かにしてくれる”ツールになり得るなぁと感じました。

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