新商品をリリースした後、どのような施策を取りながら成長させていけるか。
西口一希著「実践 顧客起点マーケティング」(翔泳社)を参考にして。
目次
商品の成長を損なわないようにする
新しい商品を開発した後、目的や戦略もなく値下げ販売をした場合、その商品の広がりに支障が出る場合もあります。
あるいは、商品の良さに裏打ちされない、ただ面白いだけの広告を行ったとして、同じく、その商品の広がりに支障ができる場合もあります。
このように、せっかく新しい商品をリリースしたとしても、その後の施策を誤ると、その商品の成長に支障を生じさせることになります。
商品の成長に必要な施策
- プロダクトアイデアそのものを認知してもらうようにする
- プロダクトアイデアの独自性と便益を示していくようにする
- 独自性を伴うプロダクトアイデアを練ってから、ブランディングを考えるようにする
- プロダクトアイデアを毀損するような戦略なき値下げを行わないほうがよい
- 独自性を伴ったプロダクトアイデア(便益)があるのであれば、その独自性を伴う便益が提供できるような販売促進に集中する
- 上記が完了し、それぞれの層の特定の方のニーズを深堀りしてから、コミュニケーションアイデアを開発する