”自社商品の要素を切り出す”ために、具体的に、どのような自社のなかでの問いかけが必要か。
岡本達彦「「A4」1枚チラシで今すぐ売上をあげるすごい方法」(ダイヤモンド社)を参考として。
目次
自社商品の要素を切り出す
自社商品の存在や良さを消費者へ伝えるにあたっては、自社商品の要素を様々な観点から切り出していく必要があります。
具体的に、どのような観点から自社商品を見つめて切り出していけばよいか分かっていると、少しずつじっくりと考えていくことが可能になります。
具体的な問いかけ
その商品はどんなものか?
- ビジュアル(写真・イラスト)
- 大きさ、重さ、形状、色、味
- 商品の素材、サービスの流れ
- 対象や制限、バリエーション
- 期限・工期・日時
- 産地・販売場所・開催場所
- 価格
- 込める想い
その商品がライバルに勝っている点は、どんな点か?
- 素材・材質・内容
- 技術・作り方・やり方
- 作った人・行う人
- 特殊な設備・道具
- 対応
- アフターフォロー
- 仕入れルート
- 使い道
- 特典
その商品を使うことによって、お客様にはどんなよいことがあるか?
- ~が得られる
- ~が実現する
- ~が解消できる
- ~ができるようになる
- ~がわかるようになる
- ~になれる
- ~が軽減できる
- ~が楽になる
- ~が簡単になる
- ~が速くなる
- ~が短くなる
- ~が学べる
- ~が増える
- ~が長くなる
- ~で喜ばれる
- ~で褒められる
その商品の信用性の裏付けとして、どのようなものがあるか?
- お客様の声
- 販売数・取引数の実績
- 表彰
- 認定
- コンテスト
- 特許
- 資格
- 写真(Before Afterなど)
- データ・数字
- 公的機関との取引実績
- 有名な先との取引実績
- 推薦文
- マスコミ掲載実績
- マスコミ出演実績
- ランキング
- 初
- 長い歴史(事業実績)
その商品を購入して喜ぶ人は、どんな人か?
- ~で悩んでいる人
- ~に不安がある人
- ~を考えている人
- ~を検討している人
- ~でいいいのか悩んでいる人
- ~をしたくない人
- ~が面倒くさい人
- ~ができない人
- ~がわからない人
- ~が足りない人
- ~が減っている人
- ~に不満がある人
- ~してしまう人
- ~がやめられない人
- ~から逃れたいと思っている人
購入にあたって不安と思われる点へのカバー
- よくある質問
- お試し・サンプル
- お客様の声
- 納期厳守
- 秘密厳守
- 品質保証
- 返金保証
- 対応期間
- こんな方もOK
- 決済手段(カード、代引き等)
今、購入した方がよい理由
- 数量限定
- 人数限定
- 期間限定
- 場所・地域限定
- 年齢限定
- 職種限定
- 次回の入荷・開催が未定
- 今だけの特典・割引
- 今だけの~の対応が可能
- 手遅れになる
- 予想される
会社の情報、購入方法
- 会社・店舗名
- 営業時間・定休日
- 住所・地図
- 駐車場の有無
- 電話番号
- メールアドレス
- LINE ID
- 問合せフォーム
- ホームページ
- QRコード
- SNS
- ブログ
一覧して考える
これらの要素を、一覧にして考えられるという意味において、岡本達彦「「A4」1枚チラシで今すぐ売上をあげるすごい方法」(ダイヤモンド社)で紹介されている「マンダラ広告作成法シート」はとても直感的で分かりやすく、アイデアが浮かびやすい作りになっていました。
既存の商品であれば、お客さまからアンケートをもらっていくことで、自社のアピール方法をブラッシュアップしていくことができます。
この「マンダラ広告作成法シート」は、まだ実績がなく新商品のアピールを考えるときにはとても有効だと感じています。