例えば、GoogleDriveの中にあるPDFの中身をひとつひとつ開いて確認して経理処理いくのは、なかなか大変です。
Gemini for Google Workspaceを活用することで、GASなどのプログラミングなども使うことなく、一瞬で一覧化してくれ、確認スピードが格段に上がりました。
Geminiが経理アドバイザーになる
経理業務を進めるうえで、GoogleDriveのなかのPDFファイルの中身を、(プレビュー画面で見ていくにしても)ひとつひとつ確認しながら仕訳していく業務は地味に大変です。
Gemini for GoogleWorkspaceでできそうかが分からず考え込んでいたのですが、”GeminiのことはGeminiに聞いてみるのがよい”ということで、Geminiに聞いてみました。
すると、できるという旨と、さらには具体的な手順を教えてくれました。
思いついたことはとにかく聞いてみれば、Geminiはなんとかしてくれるということが分かりました(=もはやドラえもん?)、、
実際の画面
※レシートPDFは当事務所で準備したサンプルレシートです。
直接スプレッドシートにして欲しかったのですが、表形式にまとめるにとどまった感じではあります。
ただ、新規でスプレッドシートを立ち上げ、このGeminiの回答例の表をコピー&ペーストするだけで、一瞬で表は出来上がります。
複雑な請求書やレシートは内容や金額は誤ってしまうことがあるかもしれないので、チェックは必要にはなります。ただ、今回これらすべてに関しては、正確にまとめてくれています。
(金額が入っていない納品書などはリストから外してくれていますし、複雑な記載内容の証憑からもうまく取引先や商品名のピックアップをしてくれています。)
Gemini for GoogleWorkspaceを使っていると、サイドバネルからこのことがいとも簡単にできました。
(威力がすごい。。)
思いついたらまずは相談!Gemini活用の可能性
Gemini、これまでは無料版でのみ使用していて、ChatGPT有料版とはかなりの差を感じていました。
しかしながら、「Gemini Advanced(Gemini有料版)」については、意図の汲み取り方やビジネス実用においては、ChatGPTに勝るとも劣らぬ精度です。
(一方、人間への”寄り添い力”においては、ChatGPTのほうが勝っている印象はあります。)
無料版Geminiには「Gemini 1.5 Fash」が使われており、Gemini Advanced(Gemini有料版)には「Gemini 1.5 Pro」などが使われているといわれていますが、性能にはかなりの差がありそうです。
思いついたこと(経理業務を行ううえで”こうなったらいいのに”と思うことなど)はとりあえずGeminiに相談してみることで、もしかしたら、その”こうなったらいいのに”ができるという可能性は高確率である気がしています。
Geminiは、頼れる「業務パートナー」であり「業務アドバイザー」であると実感します。