生成AIへのプロンプト(入力)②

生成AIへは、どのようにプロンプトを入れるかについてのコツや知識を知っておいたほうがよいと考えられています。

一般社団法人生成AI活用普及協会(GUGA)監修「生成AIパスポート テキスト&問題集」(日本能率協会マネジメントセンター)で学ぶ!

※イラストは、AIツール(DALL-E3)を使用して作成しています。

目次

プロンプト(生成AIへの指示入力)

様式のポイント

特定の様式はないものの、以下に留意することで、出力の質が向上すると考えられています。

ポイント内容
命令(Instruction)・AIに何をして欲しいかを伝える部分
・具体的であればあるほどよい
文脈(context)・役割、前提、背景、参考を伝える部分
・正確に細かく具体的であればあるほどよい
入力データ(Input Data)・処理を依頼する具体的なデータや情報を提供する部分
出力指示(Output Indicator)・出力の形式、構造の要望を伝える部分

例示を与えるかどうか

Zero-Shotプロンプティング

「Shot」とは「例示」のことを指しています。

「Zero-Shotプロンプティング」とは、例示を与えないということです。

その場合、入力そのものは簡単になるものの、質や精度が落ち(生成AIが戸惑い)ることからハルシネーション(AIの知ったかぶり)が起こりやすいと考えられています。

Few-Shotプロンプティング

「Few-Shotプロンプティング」とは、例示をいくつか与えるということです。

例示を与えることで、生成AIは理解しやすくなることから、より望ましい回答が得られやすいと考えられています。

生成AIの得意なこと、不得意なこと

得意なこと
不得意なこと
  • メールの文面を考える
  • アンケートの文面を考える
  • アンケートを分析する
  • キャッチコピーを考える
  • ビジネス文書の様式を考える
  • スケジュールを考える
  • 業務手順を分解する
  • 文章から、すべきことを抽出する
  • 翻訳
  • 英文の作成
  • 英語メールの文面を考える
  • ディベートする
  • アイデア出し
  • 全く新しい発見
  • 感情や直感に基づく判断
  • 芸術の批評
  • モラルや倫理に関する判断
  • 文脈を深く理解すること
  • 正確な文字数での回答
  • 最新情報での回答

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
目次