AIと倫理②

AIと倫理の問題について。

目次

AIと公平性

  • AIの出力は公平とは限らず、「バイアス」が生じる
  • そもそもAIの保持しているデータにバイアスがあることが原因(認知バイアス、無意識バイアス)
  • どのようなバイアスを問題があるとするのかが重要

AIと安全性

  • AIの「安全性」→AIによって利用者・第三者の生命・身体・財産に危害が及ばないよう配慮すること
  • AIの「有効性」→AIがタスクに対して適切に判断できること
  • ドメインよる安全性基準に従うことが重要
  • 人間がAIの判断を過度に信頼することが事故の原因になることもある
  • 適切な注意喚起や情報公開が重要

AIとプライバシー

  • 1人にしてもらうこと、自分に関する情報をコントロールすること
  • AIのデータ収集において、データを収集することそのものが開示されていないこと、開示されていても気づかない形で開示されていること
    →本人の期待・収集範囲やデータの利用方法にギャップがある
  • AIの推論段階において、他人に知られたくないセンシティヴな事項の推論が問題になる。また、推論に誤りがある場合、誤った情報がさも真実であるかのようにデータ保存されてしまう。
  • 「プライバシー・バイ・デザイン」→システムやAIの開発の仕様設計段階からプライバシー保護の取組みを行う考え方が有用。
  • 「カメラ画像利活用ガイドブック」(経済産業大臣)
  • 推論の内容・利用目的・データの保存方法・周知の方法などを検討

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