2025年5月より、グループ会社である株式会社アンジェラス通り会計事務所の給与体系を一部改定しました。
単なる昇給ではなく、未来の働き方を見据えて社員のAIスキル開発を期待・促進することを想定しました。
「AIスキル開発手当」を導入しました
2025年5月から会社の事業年度のスタートということもあり、給与体系の改定のひとつとして、「AIスキル開発手当」を新設しました。
昇給を検討する中で、単に基本給を上げるだけではなく、より、会社として行きたい方向性への強いメッセージを込めたものにしたいと考えていました。
近年、AI技術の進化が目覚ましく、私たちの業務環境も日々変化しています。
このような時代において、一部ではなく社員一人ひとりがAIスキルを身につけ、業務に積極的に取り入れていくことは、個人の成長のみならず、会社全体の生産性向上、ひいては事業の持続的な成長に不可欠と考えました。
この手当は、AIスキルの習得や活用への意欲を具体的に評価し、金銭的なインセンティブとし、スキルアップを加速させることを目的としています。
新しい給与体系が示す方向性
「AIスキル開発手当」の導入は、単に個人のスキルアップを奨励するだけでなく、今後の事務所全体の方向性を示すものでもあります。
変化の激しい時代において、常に新しい技術を取り入れ、お客様へ、より質の高いサービスを提供していくことを目指しています。
今回の給与改定は、AIを活用した業務効率化や新たなサービス創出への積極的な投資であると捉えています。
例えば、AIの活用によって経理業務の効率を上げ、定型業務をAIに任せることで、より楽しく、クリエイティブで人同士のコミュニケーションが活性化するような業務に集中したりすることが可能になります。
行きたい方向へのメッセージ性と未来への投資
「AIスキル開発手当」は、目に見える形でAIの活用や取組みを評価する基準となります。
これによって目標設定が明確になりますし、社員のスキルアップが、結果として顧客満足度の向上や新たなビジネスチャンスの創出を考える時間へと繋がり、持続的な成長ができればと考えています。
安心して長く働ける環境を提供できるよう、今後も時代の変化に柔軟に対応し、働きがいのある職場づくりに尽力していけたらと思っています。