UdemyやMichikusa株式会社様の講座で「Dify」を知り、概要や基礎を勉強させていただきました。操作に不安がありましたが、講座のおかげで複数LLMの並列処理まではとりあえずできるようになりました。
AIアプリ作成「Dify」が面白い
バックオフィス業務効率化と相性がよいと感じる「Dify」
今、AIアプリケーションも様々出てきています。
いわゆる”weak AI(弱いAI)”といわれるもので、テキスト生成・検索・画像生成・動画生成・図解生成・スライド生成・UI生成など、タスクごとにAIの大きな力を感じさせるものばかりです。
なかでも、バックオフィスの業務効率化で最も可能性を感じるのが「Dify」。
「Dify」とは
「Dify」とは、プログラミングの専門知識がなくとも、直感的な操作でAIアプリケーションを開発・運用することができるオープンソースのプラットフォームです。
- 直感的なインターフェースをしており、ワークフローを見ながらドラッグ&ドロップ操作によりAIアプリの構築をすることができる
- 多様なAIモデル・外部サービス・最新のLLMを、API連携により活用することができる
- 直感的操作でナレッジ機能(いわゆるRAG)を使うこともできる
複数LLMの並列処理まではできた(最初の一歩)
Udemyの講座や、Michikusa株式会社主催のAI木曜会「0から学ぶDify講座」をまずは受講させていただき、基礎の基礎を教えていただくことができました。
「Dify」の基本的な機能や操作方法について丁寧に解説されており、非エンジニアの私にとっても理解しやすい内容でした。
最初の目標到達点として、並列操作のチャットボットを作成してみました。
GMOの”天秤ai.”のように、ユーザーの問いかけに、複数のLLMがそれぞれ回答してくれるというもの。
初心者の私は、3つのLLMそれぞれのAPIキーを取得するところから悪戦苦闘でしたが、やり方や不明点はそれぞれの生成AIに聞いてみたり、英語の説明文には「DeepL(翻訳ツール)」を用いて日本語で読んでみたりすることで対応することができました。
バックオフィス業務にDifyをどう活用できるそうかを具体的に考えることができるきっかけにもなり、具体的に可能性を感じることができました。
Difyで広がるAIアプリの可能性
Difyを触ってみて感じたことは、非エンジニアであっても、すでにある程度使うことができるAI(ChatGPT、Gemini、Claude、DeepLなど)を使うことによって、さらに新たなAIを知ることが可能になっているということ(ということは、知れば知るほど加速度がつくとも言える。)。
また、並列処理という発想から、1つの問いかけに対し複数のタスクを一度に行うことができることで、さまざまな業務プロセスのスピードが上がりそうという可能性。
また、他のAIツールや業務システムともAPIによって連携することで、一元的な処理や管理やメンテが可能になるように感じました。
様々な資料を一覧化するアプリを作成することができそうなので、今後も、Difyを使って具体的にどのようなアプリケーションが作ることができるか、さらに学んでいきたいところです。