”間接競合”について考える

競合について知ることは必要ですが、”間接競合”という切り口も知っておきたいところです。

佐藤義典著「経営戦略立案シナリオ」(かんき出版)を参考として。

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「戦場」は経営者の重要な経営判断

「戦場」とは、”どの市場で戦うのか”ということをいいます。

この”どの市場で戦うのか”ということは、社員には選ぶことができません。

唯一、経営者が、戦場を選ぶことができます。

どの戦場が、自社の強みが活きるのかを考える必要があります。

”間接競合”について考える

「戦場」においては、競合との”関係性”が重要となります。

そもそも自社の競合がどのような会社かということ。

競合というと、いわゆる「同業者」が思い浮かびます。同じ業種業態で、類似した商品・サービスを売っているもの同士が競合であるということ。それらは”直接競合”と考えられます。

”間接競合”という考え方もあります。

”間接競合”とは、「ランチ」「プレゼント」などお客様にとっての選択肢の束のようなものをいいます。

これは、同業他社のみならず、お客様がとあるシーンにおいて頭に思い浮かぶ様々な会社が当てはまることになります。

この間接競合という捉え方も重要になってきます。

「戦場」6つの視点

「戦場」とは、例えば以下の6つの視点で考えることができるとされています。

  1. 業種・業態(同業者)
  2. 場所・立地の近さ
  3. 流通(コンビニ棚、フロアなど)
  4. 価格帯の近さ
  5. お客様の予算・お財布
  6. 検索エンジンの検索結果

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