機械学習の手法⑥

機械学習の手法のうち「ナイーブベース」「ニューラルネットワーク」について。

目次

AI・ディープラーニングの全体像

  • 人工知能
  • 機械学習
  • ディープラーニングの基本・応用
  • ディープラーニングの研究
  • AIプロジェクト
  • AI社会実装に伴う法律・倫理

機械学習(教師あり学習)の手法⑤ナイーブベース

  • 「ナイーブベイズ(Naive Bayes)」
    →特徴量同士が無相関という単純化仮定を置いている
    各特徴量(説明変数)が、独立的に予測対象に影響を与えているものと仮定したうえで、与えられたデータから考えられるすべての確率を計算し、「事後確率」が最も高いクラスに観測データを分類する
  • 「単語の出現頻度」にのみ注目し、「単語同士の関連性」については考えない
  • 特徴的な語句の出現頻度を分析の特徴量とし、互いに無相関と仮定する
  • すべての関係性を考慮して確率を計算すると、膨大な計算量になってしまうため、速度を維持するために無相関としている
  • 並列分散処理が可能→高速なリアルタイム処理に強い
  • シンプルな手法であり精度は高くない
  • 文章分類など低リスクな用途に限られる

機械学習(教師あり学習)の手法⑥ニューラルネットワーク

  • 「ニューラルネットワーク」→ディープラーニングの基本となるアルゴリズム(画像認識、音声認識など)
  • 人間の脳神経系システムを模倣し数理モデル化したもの
  • 「人工ニューロン」の集合体
  • 3種類のレイヤー(入力層隠れ層(中間層)出力層)から構成
  • 「入力層」非構造化データを受け取る
  • 「隠れ層」データから識別に必要な特徴量を学習する
  • 「出力層」予測結果を出力する
    ※分類問題の場合、予測クラスの数だけノードの数があり、出力値は各クラスに属する確率を示す
  • 結合の強さ(重み→入力と出力の関係性を示す
  • 学習→正しい予測を出力できるよう、ニューロン間の結合の強さを最適化する作業

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