反応を高めるためにできる工夫

主に広告などの反応を高めるには、工夫の余地があります。

大橋一慶著「セールスコピー大全」(ぱる出版)を参考として。

目次

反応を高める

”相手の反応が高まるようにするには”というテーマは、広告などに限らず、営業・マーケティング・日頃のコミュニケーションなど幅広く考えられるところです。

”反応”というと、個人的には、昔大学の授業で習った、マーケティングでいうところの「プッシュ戦略」・「プル戦略」を想起します。

「プッシュ」は”押す”を意味しており、”こちら側から積極的に働きかける”という意味合いです。

「プル」は”引く”を意味しており、”相手が行動を起こしたいと思うような仕組みを作る”という意味合いです。

相手あっての”反応”なわけですし、相手に動いてもらえるようにと考えたうえで自分の行動を逆算する場合、大別して、相手に直接積極的に働きかける(プッシュ)か、相手が行動したくなるような仕組みを作る(プル)か、といったところになると考えられます。

個人的にですが、相手に直接働きかけるという方策は、エネルギーも使いますし、短期的には効果が出ても長続きしないという特徴に目が行ってしまいます。

なので、自然と相手が行動したくなるような仕組みを作ることができないかな、ということに興味がありますし、特にそういった点で、具体的に取りうる努力があるのであれば、ぜひ一度整理しておければと思うところです。

10の方法

大橋一慶著「セールスコピー大全」(ぱる出版)では、反応が高まる方向を、10という具体的なカテゴリーで整理されています。

1)松竹梅松竹梅と並ぶと、竹を選びたくなる
2)返報性の法則相手に何かされると、お返ししたくなる
3)接触頻度を増やす接触回数が多ければ、好感を抱きやすい
4)定価を並べる割引価格を出す場合、定価も並べる(お得感)
5)プレミア感個数限定、期間限定、地域限定
6)高品質・高価格高価格と高品質は連動しているという期待感
7)選択肢をシンプルに選択肢が多すぎると選べない→ランキング、オススメ
8)社会的証明他の人も選んでいる・今売れている・希少性・口コミ
9)価格表示大台割れ、キリよい価格
10)組み合わせる1)~9)を組み合わせる

できる工夫を探す

探してみると、相手の心理に沿った形での工夫が実に様々あることが分かります。

できる工夫はないか、考えてみたいところです。

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