売る側は売ってしまえば緊張の山を超えるものですが、長い目で見ると特に、購入後に実際に使いこなしてもらってはじめてその商品に対する満足度を上げることができます。
佐藤義典著「マーケティング戦略 実行チェック99」(日本能率協会マネジメントセンター)を参考にして。
目次
知ってもらってから愛用してもらうまでの流れ
自社商品を”知ってもらってから愛用してもらうまでの流れ”としては、お客様の考える順番に沿い、以下のようなハードルを乗り越えていく必要があります。
使いやすさはどうか(⑥利用)
買ってもらえれば終了、というわけでもありません。
買ってもらった後、十分に使ってもらい、その商品の魅力をしっかりと味わってもらってはじめて消費者に満足してもらうことができ、リピートや良い口コミへと繋がっていきます。
また、もしそもそも商品の魅力そのものが足りないのであれば、改善していく必要があります。
いずれにしても、まずは十分に使ってもらえるような努力を図っていく必要があります。
- お客様の利用場面を十分に想定し、商品の改善を図る
- より直感的な使い方にすべく、商品の改善を図る
- よりマニュアルを読みやすくする
利用するシーンを考える(⑥利用)
買った商品を利用する場面が多ければ多いほど価値や親しみを感じてもらいやすくなるものです。
- 利用する具体的なシーンを提案する
- 利用する具体的なシーンを創る(イベントなど)