消費者の3つの基本的な傾向を知っておく

消費者には3つの基本的な傾向があることを知っておくと、商品作り・営業展開を考える際に役に立ちそうです。

佐藤義典著「マーケティング戦略 実行チェック99」(日本能率協会マネジメントセンター)を参考にして。

目次

消費者の基本的な傾向を知っておく

消費者は何を求めているのか。”お金を払ってでも欲しいと思うもの”は何なのか。

人間の根源的な欲求を知っておくことで、その基本的な傾向を知ることができます。

基本傾向具体例
生理的な欲求より楽したい
より快適でありたい
より健康になりたい
より長生きしたい
より安全でありたい
よりお金が欲しい
社会的な欲求他者とより良好な関係を築きたい
よりよい思い出を作りたい
名誉や権力を手にしたい
他人から注目されたい
他人から特別扱いされたい
優越感を感じたい
自己実現の欲求成長したい
達成感を感じたい
充実感を持ちたい
自分へのご褒美
癒やし
リラックスしたい
より自分らしくありたい

法人顧客であれば、「担当者」と「会社」と2面で整理する

法人顧客を想定する場合、「担当者」と「会社」の2面で整理することで、より契約が決まりやすくなります。

担当者の傾向
会社の傾向
  • 生理的な欲求
    →自分の仕事が楽になる。早く帰れる。給料が上がる。
  • 社会的な欲求
    →社内で認められる。評価される。
  • 自己実現の欲求
    →自身が行いたい充実感ある仕事ができる。
  • 生理的な欲求
    →利益・株価が上がる。
  • 社会的な欲求
    →会社が社会から認められる。ブランド価値が上がる。
  • 自己実現の欲求
    →会社の理念を実現できる。

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