孫子の兵法(116~117/用間編)

「孫氏の兵法」から学べること。

目次

116)用間編/半間を優遇する

原文

五間之事、主必知之、知之必在於反間、故反間不可不厚也、昔殷之興也、伊摯在夏、周之興也、呂牙在殷

書き下し分

五間の事、主必ずこれを知る。
これを知るは必ず反間に在り。
故に反間は厚くせざるべからざるなり。
昔、殷の興るや、伊摯(いし)、夏に在り。
周の興るや、呂牙、殷に在り。

5タイプのスパイによって君主は敵の情報を知ることができるようになるが、なかでも反間(敵国のスパイを寝返らせて利用する役)が最も重要な存在となる。
なので、反間を必ず厚遇しなければならない。

殷王朝が天下を取ることができたのは、伊摯が夏王朝の中枢にスパイとして入り込んでいたからである。

周王朝が天下を取ることができたのは、呂牙が殷王朝の中枢にスパイとして入り込んでいたからである。

117)用間編/スパイは戦いの要

原文

故惟明君賢將能以上智爲間者、必成大功、此兵之要、三軍之所恃而動也。

書き下し分

故に惟だ明君賢将のみ能く上智を以て間と為す者にして、必ず大功を成す。
此れ兵の要にして、三軍の恃みて動く所なり。

ただただ聡明な君主と賢明な将軍だけが、有能なスパイを使うこなすことができ、敵国に送り込むことができるのである。そして、大きな功績を成し遂げるのである。

スパイこそが戦いの要であり、全軍はそれを頼りに動くのである。

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