伝わるように伝えるには

相手に伝えたいことも、伝わらなければ目的が達成しないため、伝わるように伝える必要があります。

永松茂久著「人は話し方が9割」(すばる舎)を参考として。

目次

伝わらなければ意味がない

相手に何かを伝えなければと思って一生懸命伝えても、結果として、伝わらなければ意味がありません。

つまり、「伝わるように伝えなければ意味がない」ということになります。

”一生懸命”の方向性を見直してみる必要があります。

”伝わらないとき”とはどんなときか

”伝わらないとき”とはどんなときか。

様々なケースがあると思いますが、一例としては、以下のような場合が考えられます。

「相手に”正論”を伝えたい場合」

相手にこうなって欲しい・こうして欲しいと思い、一生懸命伝えても、相手に伝わらないことがあります。

それは、以下のようなバイアスがかかっていることが考えられます。

・伝える側 → ”正論”なのだから、伝える側が伝え方を工夫する必要などないと無意識に思っている。

・伝えられる側 → 相手が自分を攻撃しているような気がして、防御体制に入る(反抗心が生まれる。)。

どちら側にもバイアスがかかる結果、バイアスが倍増してしまって伝わりづらくなる、ということです。

事例ストーリーで伝える

上記のような場合、伝え方を工夫してみたいところです。

相手にストレートに正論をぶつけてしまうと、相手はどうしても自己防御体制に入って反抗心が生まれるため、ストレートにぶつけないようにする、というものです。

具体的には、「事例ストーリー」を用い、自分の事例別の事例を話すだけでも、相手には十分に伝わるものですし、相手は”自分で気づく”ことによって腹落ちする形で伝わることになります。

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