お客様の”不安”を知ることで、それをどのようにカバーするかを示すことができ、販売促進へとつなげていくことが可能になると考えられます。
岡本達彦著「不安がなくなるとモノが売れる」(総合法令出版)を読んで考えたこと。
目次
お客様の”不安”の本質
お客様の”不安”の根源は何か。
一言でいうと、「費用対効果」と考えられます。
「使ったお金に対し、期待した効果を得ることができるかどうか」
- お客様が、使ったお金に対して期待した効果が得られると感じる
→不安が少なくなり、購入の決断をする - お客様が、使ったお金に対して期待した効果が得られないのではと感じる
→不安が増大し、購入しないという決断をする
お客様の不安をなくすには、という視点
逆にいえば、お客様の不安をなくせば、売れるということになります。
どのようにすれば、お客様の不安をなくすことができるのか。
「広告や販促の段階で、不安要素をなくしていく」ということ。
では、自社商品・販売体制に関し、”お客様の不安”とは何なのか。
それは、自分自身が自社の商品を購入する立場になり、何を不安に感じるのかを理解することが近道であるとされています。
とはいえ、なかなか自分自身では自社の商品の購入する立場になりきることが難しい場合も考えられ、その場合の方法も考えておく必要があると思われます。