お客様の不安を取り除く努力と品質保持とのバランス

お客様の不安を取り除く努力と品質保持とは、ときに相反することもあります。

岡本達彦著「不安がなくなるとモノが売れる」(総合法令出版)を読んで考えたこと。

目次

お客様の不安を取り除くにはリソースが必要

お客様の不安を取り除くには、努力が必要です。

お客様の不安を特定・分析し、解消策を実行するにはそれなりのリソースが必要になります。

無理をすると、品質が低下する可能性もある

しかしながら、現実問題として、リソースには限りがあります。

商品やサービスの品質を保持するためのリソースを無理に割くようなことになってしまうと、それは本末転倒になってしまう可能性があります。

適切なバランスを見つける

商品やサービスの品質を保持するためにリソースを確保することを優先して考えるべきですし、そうすると、おのずと、お客様の不安を取り除くことをあえて後回しにせざるを得ない状況も考えられます。

お客様の数が大幅に増えることは見込めないかもしれませんが、商品やサービスの品質は確保されるでしょうし、おのずと顧客層は選抜され、また自然と調整されていくという見方もできます。

このバランスは、それぞれの事業のリソースその他の状況によっても様々考えられ、自社の事業においてどこが最もよいバランスなのかは考えておきたいところです。

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この記事を書いた人

長崎で活動する
税理士、キャッシュフローコーチ

酒井寛志税理士事務所/税理士
㈱アンジェラス通り会計事務所/代表取締役

Gemini・ChatGPT・Claudeなど
×GoogleWorkspace×クラウド会計ソフトfreeeの活用法を研究する一方、
税務・資金繰り・マーケティングから
ガジェット・おすすめイベントまで、
税理士の視点で幅広く情報発信中

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