お客様の”不安”をなくすことが、販売促進につながるとはいえ、事業者側は、かなり意識したり何らか工夫をしないと、お客様の”不安”には気づきにくいものです。
岡本達彦著「不安がなくなるとモノが売れる」(総合法令出版)を読んで考えたこと。
目次
お客様の”不安”と、事業者側の”意図”のズレ
お客様の”不安”と、事業者の”意図”にはズレが生じがちなものです。
例えば、岡本達彦著「不安がなくなるとモノが売れる」(総合法令出版)では以下のようなズレの事例を示しています。
お客様の不安
事業者の意図
ズレが把握できると、対策が考えられる
上記でズレがある場合、お客様の”不安”が把握できていれば、あらかじめ対策を取ることが可能になります。
例えば、「店外から店内が見えるようにする、店内を明るくする、看板を分かりやすくする、店外にメニューや写真を掲示する」、あるいは、「HPに、購入の基本情報は分かりやすく明記する」、あるいは、「間取りや写真を公開する、収納について具体的に説明する、実際に住んでいる人の声を載せる、お試しで住んでもらう、フリーレントを設ける」など。