お客様は、自社商品の何に”不安”を感じ、躊躇しているかは、自社内でどれだけ考えてもなかなか分からないため、お客様に聞くことが最も的確かつ近道と考えられます。
岡本達彦著「不安がなくなるとモノが売れる」(総合法令出版)を読んで考えたこと。
目次
お客様の不安の解消法は、お客様に聞く
自社商品において、お客様の”不安”は何なのか。
お客様の”不安”とは、品質、価格の適正性、アフターサービスの信頼性など多岐にわたるものです。
これは、自社内で考えてみてもなかなか答えも出ず苦しいですし、そこで出た答えが的確かどうかも不確実です。
お客様に関することは、お客様に直接聞くのが最も近道ですし、かつ、的確であると考えられます。
お客様にどのように聞くとよいのか
では、お客様に対して、どのように聞けばよいか。
岡本達彦著「不安がなくなるとモノが売れる」(総合法令出版)においては、どのようなことを聞けばよいかにつき以下のような点がポイントとして示してあります。
- 何があれば、不安なく購入・契約できたか?
- 何があれば、その不安がなくなったか?
お客様の不安を解消することは、事業の本質ともいえる
お客様の不安を解消することは、事業の本質ともいえます。
お客様の困っていることや求めているものを提供することが事業といえますし、お客様の立場に立ち、その不安を解消しようと努力することそのものが事業といえます。
お客様の不安を解消することには、具体的に、以下のような意義があると考えられています。
- 売上の安定化
- 顧客満足度の向上
- 信頼の構築(安心感→ブランド→リピーター→口コミ)
- 商品の改善(顧客ニーズに適した提供)