人間関係のベースは”安心感”がベースとなっていて、そのベースがなければ、他の感情(喜び、達成感など)を共有することができません。
永松茂久「人は聞き方が9割」(すばる舎)を参考として。
目次
人の感情は多様
人の感情は多様なものです。
ポジティブなものだけ考えてみても、喜び・達成感・幸福感・ワクワク感など実に多種多様です。
これらの感情を他人と共有することで、一体感を感じ、さらによりよく生きていくことができます。
この”他人との共有”という観点で考えてみたときには、すべての感情が並列にあるのではなく、ベースとなる感情があります。
ベースになる「安全の欲求」
上記のベースとなる感情は、「安心感」だといえます。
安心できること・安全だと思えること。
これらをベースに感じることができなければ、他のどのような感情も他人と共有することができません。
安心安全な場づくり力
自分は他人に「安心感」を与えることができているか?
という問いを常に持っていたいものです。
それがなければ、他人と感情を共有し、関係を築いていくことができないからです。
「安心」「安全」な場づくりができるかどうかがすべての基礎になっており、すべてにおいてそれは作用してくるため、付け焼き刃では通用しません。
少しでもそれが感じられないかもしれないと感じると、他人は敏感にそれを感じてしまいます。