「正しさ」と「分かりやすさ」のバランス

お客様に届けるには、正しさと分かりやすさのバランスが必要と考えられます。

今井孝著「起業1年目の教科書」(かんき出版)を参考として。

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分かりやすさも価値

本物志向でその道の正しさを追究していこうとすればするほど、”なんとなく”を嫌悪してしまいがちです。

たいていのお客様は初心者であり、そのような人にとっては、本物志向の人の価値はとっつきづらく分かりやすく感じます。

そのため、本物志向の人からすると”中身がない”というものでも、初心者にとって分かりやすいものであれば、売れていたりもするものです。

例えば、難しい本の解説本など。

これはすなわち、”分かりやすさも価値である”といえます。

正しさとともに、分かりやすさも大事

それそのものの「正しさを追究する」ことも価値です。

一方で、「分かりやすさの追究」も価値であるといえます。

その道に対して本物志向になればなるほどなかなか認めづらくなるものですが、まずは”分かりやすさも価値である”と認めることで、新たな道を歩むことが可能になります。

人間、”自分が考えているように自分もまた考えられている”と考えがちです。つまり、認めない場合、自分もまた認められないと考えがちで、結果、縮こまってしまうものです。

まずは自分の価値観を新たにすることが重要であると考えられます。

お客様に聞く

「分かりやすさ」は、どうすれば磨くことができるのか。

ひとことでいえば、「お客様に聞く」ということに尽きると考えられます。

出たとこ勝負力を磨く

何かを思いつき、実行したとしても、一発で結果が出るということはほぼないと考えられます。

スタートした後に、どの部分を補強するとうまくいくか?と考え、改善することで、軌道に乗せることも可能になります。

一発で結果が出そうと考えるのではなく、むしろ、一発で結果が出ないということがほとんどであると考えると、ある意味、楽になれます。

何とかすることを楽しめるかどうか。

スタートした後の”出たとこ勝負力(改善力)”を磨きたいところです。

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