ブランド=顧客の心のなかにあるイメージ

ブランドとは、”顧客の心のなかにあるイメージ”と言い換えることができます。

佐藤義典著「経営戦略立案シナリオ」(かんき出版)を参考として。

目次

差別化戦略の3つの軸

佐藤義典著「経営戦略立案シナリオ」(かんき出版)では、差別化戦略を考えるには、”顧客の3つの欲求・価値”に基づき、同じく3つの軸に大別されるとされています。

  • 手軽軸(価値:早さ・安さ・近さ・便利さなど)
  • 商品軸(価値:高品質・最新)
  • 密着軸(価値:自分仕様・カスタマイズ)

ブランドとは

顧客の心のなかにあるイメージと言い換えることができます。

その会社名・商品名を聞いたときに、顧客のなかに湧き上がる印象やイメージが”ブランド”であり、商品そのものの強みや差別化ポイントを踏まえた購入決定の強力な後押しとなるものであると考えられ、会社にとっては”資源”であると考えられます。

らしさ

”当社らしさ”を出せるかどうかは、会社にとって資源であると考えられます。

顧客のイメージに”その会社らしさ”がある場合には、その”らしさ”に沿ったものであるかどうかを見られることになります。

その”らしさ”を醸成し、それを顧客のイメージとして持ってもらえるかどうかが重要になってきます。

そのためには、会社の部署部署が考える部分最適ではなく、会社全体の全体最適となるよう、経営者がブレずに一貫した経営判断を行っていかなければならないと考えられます。

”らしさ”を出すことで「絞る」ことにはなりますが、一方で、会社規模が小さければ小さいほど”らしさ”がなければ目立つことができず、埋もれていってしまうことにもなることから、特に注力が必要であると考えられます。



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