資金繰りの改善、具体的にどのように進めればよいか。
増山秀和著「資金繰りなるほどQ&A」(中央経済社)を参考にして。
目次
モチベーションのベースを作る
資金繰りの改善、どのように進めていくべきか。
まずは月ごとに、”売上・経費などの推移を見るクセをつけること”と考えられます。
勘ではなく実際の経営数字で現状を正確に理解することができますし、変化を直に感じることができるのでやりがいも感じることができます。また、経営課題は何なのかに気づくことができます。
モチベーションのベースを作ることができます。
利益(売上、経費)の目標を考える
損益分岐点の売上を知る
現状の経費・税金の状況から逆算して、どれくらいの売上が必要なのかを把握したいところです。
収支分岐点の売上を知る
現状の経費に加えて、借入返済などの状況から逆算して、どれくらいの売上が必要なのかを把握したいところです。
また、手元資金の改善という観点では、売上回収のペースをより遅める行動を取っていないか・経費支払のペースを早める行動を取っていないかを考えてみるのもよさそうです。
利益を上げるには?
売上を上げる
売上は、「単価」×「客数」×「リピート」でできています。
それぞれでできることを考えたいところです。
原価率を下げる
原価率を下げることで、粗利を増やすことができます。
特に在庫ロス削減などを考えたいところです。
固定費を削減する
無駄な固定費支出がないか考えたいところです。