融資の種類②プロパー融資

融資の種類には、様々なパターンがあります。

諸留誕著「顧問先の銀行融資支援スキル 実装ハンドブック」(日本法令)を参考にして。

目次

融資の種類

融資の種類としては、以下のようなものが挙げられます。

  1. 保証協会の保証付き融資
  2. プロパー融資
  3. 証書貸付
  4. 手形貸付
  5. 手形割引
  6. 当座貸越
  7. 社債
  8. ノンバンク融資
  9. オンライン融資
  10. 創業融資
  11. 制度融資

プロパー融資

プロパー融資とは、以下のような特徴を持つ融資です。

  • 保証協会の保証がない融資(=何かあったら銀行が100%損をかぶる融資)
  • 保証料の支払いが必要ない
  • 借入額に上限なし
  • 審査が早い(保証付き融資は1~2ヶ月程度に対して、プロパー融資は数週間以内)
  • 信用に繋がる(リスクの高い融資なので、借入実績があることが他行への信用になる)
  • 保証協会の保証限度額が増える
  • 公庫からの融資額が増える(公庫は民業圧迫にならないようバランスを取る傾向あり)
  • 実績や交渉次第で金利を下げられる
  • 返済できなくなったらサービサー(債権回収会社)に債権売却する可能性あり
    ※回収の決着がつきやすく返済免除の話もつきやすい(保証協会は時間をかけてでも返済を求められる)

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