借入の「資金使途」を整理しておく②

融資申請する場合、その借入の「資金使途」を必ず聞かれます。

諸留誕著「顧問先の銀行融資支援スキル 実装ハンドブック」(日本法令)を参考にして。

目次

「資金使途」は重要

融資を申し込む際、「資金使途」は非常に重要であると考えられます。

事業における何らかのために資金を必要としているはずで、経営者がそれを明確に理解できているかが問われることになります。

資金使途が不明であると、銀行は融資は実行しないものです。

設備資金、運転資金

設備資金

設備投資するための資金。
例)土地建物、機械、車両、ソフトウェアなど。

運転資金

仕入れや諸経費支払いのための資金。

「資金使途」を整理しておく

「資金使途」には以下のようなものがあります。

設備資金
運転資金
  • 経常運転資金
  • 増加運転資金
  • 季節資金
  • つなぎ資金
  • 減産資金
  • 納税資金
  • 賞与資金
  • 赤字補てん資金
  • 余裕資金

増加運転資金

企業が成長するにつれ、経常運転資金も多く必要となってきます。

増加運転資金とは、その増加分の運転資金のことをいいます。

増加運転資金は、以下で計算されます。

増加運転資金=売上増加後の経常運転資金ー売上増加前の経常運転資金

※以下でも計算されます。

(売上債権回転期間+棚卸資産回転期間ー仕入債務回転期間)×平均月商の増加額

企業が成長途上で売上が増加傾向にあるときほど、より多くの仕入資金が必要となり、より多くの在庫を抱えることとなり、より多くの売上債権が増え、結果として手元に資金として返ってこない状況となってことも多いものです。

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