自分視点ではなく相手視点で話をする!と思ってもついつい自分視点になってしまうものですが、具体的な対策として、主語を相手メインにしてしまうとよさそうです。
永松茂久著「人は話し方が9割」(すばる舎)を参考として。
人は自分に一番興味がある
「人は”自分”に一番興味がある」
「人は”自分”のことを認めてほしいと思っている」
「人は”自分”のことを認めてくれる人を認める」
といったことを前提・人の習性と考えると、自分と相手との関係づくりにおいて、どのように関わっていけばよいかが見えてくるような気がします。
「相手に興味を持ち、相手を認めること」
ということに尽きるといえます。
自分視点で自分のことを発信するのではなく、相手視点で相手のことにフォーカスしていくと、相手との良好な関係を築くことができそうです。
相手視点と思ってもついつい自分視点になる
”相手視点で話す”と意識してみても、放っておくと、自分視点・自分発信になりがちです。
自分自身も、人の習性に逆らうことは難しいためです。
最初は相手視点で話していても、自然と自分の意見・自分の話に持っていってしまう、ということになります。
具体的な行動・視点を変える
”相手視点で話す”を、より具体的な行動に落とし込むと、自然と視点を変えることができそうです。
永松茂久著「人は話し方が9割」(すばる舎)はとても参考になりました。
相手との会話のなかで、主語をカウントしてみる、というもの。
「私は~」と話している場合と、「あなたは~」と話している場合とで、どちらが多いか。
放っておくと、「私は~」になってしまいがちなはずです。
なので、具体的な行動として、そもそも「主語を相手にするようにする」ということです。
「あなたは~」と口に出して話を展開していくようにすることで、自然と、相手視点で話すことへと視点の変換を図ることができそうです。