消費者に”魅力的な取引条件”を提示することができれば、購入してもらえる機会も増えることになります。
大橋一慶著「セールスコピー大全」(ぱる出版)を参考として。
目次
お客様へ提示する”魅力的な取引条件”
広告などで、お客様にとっての効用・商品の特徴やメリットを表現した後、インパクトのある”魅力的な取引条件”を提示できれば、より広告の費用対効果は上がることになります。
逆にいえば、どんなによい商品でも、お客様にとっての”タイミング”と合わなければ、すぐに売上へと繋がらず、場合によってはその後の様々な商品情報の洪水のなかで忘れられていく可能性もあります。
そこで、お客様にとっての効用・商品の特徴やメリットを表現した後に”魅力的な取引条件”を明示することによって、”今、購入するとどうお得か”といった面から購入への後押しをすることができることになります。
6つのタイプ
この”魅力的な取引条件”、大橋一慶著「セールスコピー大全」(ぱる出版)によれば、6つのタイプに分かれるようです。
これらのどれかといった観点に加えて、これらの複数を組み合わせるといった観点も有用です。
- 値引きキャンペーン
- 返金保証・品質保証
- 特典(おまけ、ポイント)をつけるキャンペーン
- 一部を無料提供
- スピードアップのキャンペーン(翌日配送など)
- お客様の手間を負担する(出張査定など)
一方で、以下のような点には留意が必要とされています。
- 他社を越えない(インパクトがない)
- 価格競争(値引きでしか価値を示せない→疲弊)
- お客様にとって価値を感じない(今や当たり前になっているもの・お客様にとって欲しくないもの)
- 分かりにくい
- ハードルが高い
際立たせるための3つの条件
”魅力的な取引条件”をどのように考えていくべきかについて、大橋一慶著「セールスコピー大全」(ぱる出版)によると、以下の3つの観点が示されています。
- インパクトのあるもの
- ”業界初”を探す
- 消費者の悩み・不安をダイレクトに取り除くもの