HPを自作してよかったこと・よくなかったこと

HPを自分で作成して384日が経ちました。よかったこと・よくなかったことをまとめてみました。

目次

HPを自分で作成した経緯

今のホームページは、自分で作成しました。

ブログサイトの立ち上げセミナーに参加し、最初はブログサイトとして立ち上げて、事務所立上げの際にコーポレートサイトに衣替えしています。

コスト

コスト(金額のみ)としては、以下のような感じです。

立上げコスト(税込)
  • ブログ立ち上げセミナー(オンライン):77,000円
  • WordPress有料テーマ「SWELL」:17,600円

合計94,600円

運用コスト(税込)
  • サーバーレンタル料金(wpX):月額1,320円
  • ドメイン料金:年額1,650円
かかった時間(HPの構成決め、作成、公開まで)

約47時間

おすすめのWordPress有料テーマ

上記のセミナー参加に加え、WordPress有料テーマに「SWELL」を選んだことも非常に大きいです。

SNSでありがたくも様々な方に意見頂き、「SWELL」に決定したのですが、これはとても大きかったと思います。

HP初心者でコードがわからなくとも、それなりのものを作成することができる点に感動です。

加えて、お問い合わせフォームのプラグイン(スマホでいえば「アプリ」のようなもの)に、「Snow Monkey Forms」を選んだこともよかったと感じています。

お問い合わせフォームが複雑で入力しづらいものであれば、なかなか成果を実感することができなかったと思います。

ざっくりどんな風に作成していったか

  1. 同業他社のホームページを研究
  2. ページを決める(トップ、事務所紹介、業務紹介、業務内容、ご依頼からの流れ、お問合せ)
  3. ページごとに作成していく

よかったこと

思い立ったらすぐに更新できる

手元にあるので、思い立ったらすぐに更新することができます。

これは大きいです。

例えば、記事アップ、料金改定(税抜価格表示→税込価格表示)、業務内容の追加訂正など、思い立ったら熱の冷めないうちにすぐに更新できます。

一方、外部に依頼している場合、打合せをしなければならず、また、追加料金を気にしなければならないので、実際の更新まで色々と障壁があります。

WordPressがわかる

HPで最も使われている「WordPress」に触れることを通じ、「WordPress」がどういうものかということを実際に知ることができます。

これは、お客様とHPについてのお話をするときに役に立ちました。

まったく触れていなければ、何らの着眼点も持つことができなかったと思いますが、自分で作成していると他社HPを作り手の目線として見ることができ、何らかの着眼をすることができます。

今は、WordPress以上に、よりコード不要で気軽に作ることができるもの(Wix、Studioなど)も出てきています。

とはいえ、まだHPのなかでWordPressが占める存在感は大きいものですし、HP作成のスタンダードとしてのWordPressが多少なりとも分かるということはメリットだと感じています。

コスト感

外部に依頼するのに比べて、金額という面だけで見るとリーズナブルにできると思います。

ただ、コストを測るときは、金額だけでなく、”手間”も考える必要があります。

コストパフォーマンスという観点でいけば、「金額」「手間」の両面から見なければ、測ることができないためです。

HPを初めて作成し、すべてが探り探りだったのでかなり時間はかかっていると思います。

ただ、事務所立上げ前の時間のあるときにHP作成の大部分を行ったため、特に”時間取られた!惜しかった!”という感覚は持っていません。

おそらく、事務所立ち上げ後にHPを立ち上げることになっていたとしたら、HPよりもほかの事務所立上げ後の業務の優先度が高く、”時間取られた!惜しい!”と思ったと思います。

でもって、プロの方にお願いしていたのではないかと思います。


また、HP初心者の自分でも無事にHPを作成することができたのは、立上げ時にセミナー(オンライン)に参加し、ほぼマンツーマンで教えてもらえたことがまず大きいと考えています。

立上げ時の”何もわからない”・”漠然とした不安”・”イレギュラーなことに対応できないけどどうしよう”といった精神的な障壁を取り払うことができました。

SEOは過度に気にしない(ぶっちゃけ)

ホームページというと、”SEO”のことが言われます。

しかし、自分の業界・業務を眺めてみたとき、さほど”SEO”を意識する必要性は感じていません。

”検索上位”を意識するのであれば、自分でHPをしっかり作成した上で、SEOに激強な別のサイト(ベンダーなどの検索サイトなど)に掲載する道もある、と思うためです。

逆に、しっかりとしたオウンドメディア(自分の足元に所有しているメディア)を持たずに、これらの別サイトに掲載すると、依存することとなり、業務がとても不安定になると思います。

もっと突き詰めればSEOを意識することになるのかもしれませんが、始める時点で過度にSEOのことを気にしてオウンドメディアを持つことに二の足を踏むくらいであれば、そこまで気にする必要もないのでは、と思っています。

あまり頭でっかちになりすぎず、「脱・完璧主義」「スモールスタート」まずは走り出してみる、というのがとりあえずの結論です。

よくなかったこと(未だによくわからないこと)

プラグインの相性がわからない

一番わからないと感じていることは、WordPressのプラグイン(スマホでいう”アプリ”)の相性が素人には分からない、ということです。

さほど相性が影響するということも少ないのですが、やはり稀にあります。

調べても、人によっておすすめプラグインはまちまちなので、それぞれのものを入れたとき、相性はどうか、重複しているものはないか、などがなかなか分かりません。

デザイン面の限界

HP初心者として最も大きい壁なのは、「トップページ」です。

トップページは、HPの顔でもあり、デザインが最重要になってきます。

素人であれこれ考えて作成しても、技術的限界もありつつで進めるので、結果、全体のバランスがおかしくなります。

このあたりは本当にプロのデザイナーの方の凄さを感じる部分です。

グラフィックデザインはできない

グラフィックデザインは、HP初心者では作ることができません。

真似事して作っても、上記の同様、プロのデザイナーの方の凄さを感じるばかりです。

今のHPのトップページのグラフィックデザインは、事務所パンフレット作成の際にお世話になったWebデザイナーの方に、パンフレットのデザインパーツを頂いたので、それを使っています。

お世話になったデザイン会社さんは、長崎市の株式会社デザイン・スーパーマーケットさんです。

コードはわからない

コードはいまだに分かりません。

普段使うこともないので、なかなか勉強しようという気持ちにならない、というところです。

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