2020年8月より、「中小企業デジタル化応援隊事業」というものが開始されています。
目次
中小企業デジタル化応援隊事業とは
「中小企業デジタル化応援隊事業」とは、新型コロナウィルス感染症感染拡大防止や働き方改革等に対応するため、ITを活用したい中小企業に対し、IT専門家が支援する制度です。
支援事業のスキーム
まず、相談したい企業は、デジタル化応援隊事務局に登録し、IT専門家をマッチングさせます。
そのIT専門家は、相談企業に対して支援計画を提案した上で、支援を提供し、提供修了後、企業は報酬を支払います。
報酬は、デジタル化応援隊事務局が1時間あたり3,500円を上限としてそのIT専門家に支払うため、企業側の負担は、最低1時間500円とした上で、その3,500円を上回る部分を、IT専門家に支払うだけで済む、というものです。
事業実施期間
IT専門家の本事業への登録受付期限:令和3年1月31日まで
IT専門家による支援実施報告の期限:令和3年2月28日まで
どのようなことをしてくれるか
デジタル化支援対象領域の例
テレワーク導入、オンライン会議導入、SaaS導入から、ホームページ構築、販売管理・予約管理ツール導入など、主にツール導入の相談が想定されているようです。
マッチングの方式
- セルフマッチング方式(既に面識がある場合、IT専門家が内容によって指定する場合)
- 事務局マッチング方式(事務局が双方の内容を見て紹介する方法)
- パートナーマッチング方式(経営支援専門家などがマッチングする方法)
まとめ
IT導入を進めていきたい事業者、ITで何ができるか分からないが具体的に知りたい事業者などは、活用していけそうです。