GWSのGeminiのGoogleMeetの議事録生成がとても優秀で、これを活用することにより、人間のより的確な行動を加速化させるきっかけに使うことができると考えられます。
人が書く必要がない→GeminiによるGoogleMeet議事録自動生成機能
GoogleWorkspace(GWS)では、Geminiを、GoogleMeetの議事録の生成に使うことができます。
この機能、非常に的確かつ秀逸で、GoogleMeetで行われた会議の内容を驚くべき精度でテキスト化してくれ、さらにその内容を実に的確に要約してくれます。
誤字脱字は多少あるものの、それを補って余りある高い精度を発揮してくれ、とても実用的です。
一定の簡単な設定を行うことにより使用可能です。
GoogleカレンダーでのGoogleMeet設定時に可能


※「会議を録画」は任意。
言語を日本語にしておく。
会議開始後でも設定可能

これにより、Geminiは会議中の発言を、誰が話したかまで含め、高精度に文字起こししてくれます。
文字起こし後、さらに要約してくれ、会議の要点や決定事項、今後のタスク(ToDo)を自動で抽出・要約してくれます。

要約はとても秀逸で、会議の全体像と結論を瞬時に把握することができます。
また、Googleドキュメントで生成されるため、さらにそこから要約していくことで、要点や決定事項やネクストアクションを洗練させることも可能になります。
人間の生産性を向上させると思う2つの視点
一般的には、”議事録作成係が不要になりますね”という点のみを取り上げられがちですが、その先にある大きな有用性を感じています。
感情→言葉→文字がスムーズに繋がることで、振り返りに役立つ
対話を重ねるなかで言葉を紡いでいったことが文字としてスムーズに残ることで、自分が感じていることや思ったことを客観的に捉えることが可能になります。
”自分はこのようなことを考えているのだな”と思えることで、これまでの“モヤモヤ”から一歩踏み出すことも可能になります。
感情→言葉→文字、というプロセスをスムーズに行え、振り返って客観視ができることで、人の認識が変わり、それに基づく行動も、より的確なものに変えていくことができると考えられます。
会議をその場で終わらせることなく、ネクストアクションまで意識しやすくなる
多くの会議は、“話して終わり”になってしまいがちです。
議事録と、そこからの「優秀なAIの抽象化思考」によって作成された要約文・ToDoリストをいつでも文字として振り返ることができることで、次のアクションをより的確かつ具体的に検討することができます。
会議をその場で終わらせることなく、未来の行動変容へと繋がることができることで、おのずと出るそれによる結果も変わっていくことになると思われます。
結果として、“人間の”生産性向上に資することになると考えられます。