たまに出くわす英語のウェブサイトやウェブ上のQ&A。GeminiとPC画面を共有することで、書いてある内容を翻訳してもらったり相談したりすることで、内容理解の心強い味方になります。
スマホでは、ChatGPTは、画面共有して相談することが可能です。
「Google AI Studio」とは
「Google AI Studio」とは、Googleが出している各種AIを体験することができるプラットフォームです。
まだ正式リリースされていないモデルやバージョンを使用することができます。しかも無料で。。
すでにリリースされているGemini 1.5のほか、2025年1月12日現在ではまだプロトタイプである以下のモデルも使用することができます。
- Gemini 2.0 Flash Experimental
- Gemini Experimental 1206
- Gemini 2.0 Flash Thinking Experimental-1219
- LearnLM 1.5 Pro Experimental
Google AI Studio の主な特徴として、以下が挙げられます。
- Google の最先端の生成 AI モデルにアクセス生成できる
- 直感的なインターフェースで AI モデルを操作できる
- モデルや設定の調整や比較ができる(TemperatureやTopPなど)
- 入力データはAIの学習対象となるため注意
「Google AI Studio」でGeminiとPC画面を共有できる
特に興味深い機能が、「Stream Realtime」で、ここでは、「Gemini 2.0 Flash Experimental」と以下を試すことができます。
- Talk to Gemini
:Geminiと音声で会話することができる - Show Gemini
:Geminiと自分のWebカメラ映像を見せながら音声で会話することができる - Share your screen
:Geminiに自分のPC画面を共有しながら音声で会話することができる
なかでも、特に、「Share your screen」はとても興味深いです。
自分のPC画面をGeminiと共有することができるので、自分のPC操作で分からないところなどをGeminiに相談できるのです。
あらかじめ、出力を音声かテキストかを選択することができます(入力は音声のみ)。また、声も選ぶことができます。
特に、出力形式はポイントになります。
例えば、基本的に音声で入力するのであれば出力は音声のほうがスムーズではありますが、コードなどを相談するときにはテキストが向いていると思われます。
(コードを音声で聞いても対処はほぼ不能だと思います。。)
英語のWebページやQ&Aを翻訳・解説してもらう
リリース当初は、使いづらい部分もありました。
Geminiに日本語で話してくださいと指示しても日本語にならなかったり、途中で急に黙り込んだり。
1ヶ月ほど経った今では、そうしたバグは徐々に見られなくなり、どんどんスムーズに会話することができるようになってきています(進歩が実に目覚ましいです。)。
活用シーンは無限大ですが、基本的に、以下はとても便利です。
- 翻訳
- 専門用語の解説
- プログラミングの相談
個人的に、特に以下は即戦力に便利だと感じています。
- 英語のウェブページ・解説・Q&Aサイトなどを読むサポートをしてもらう
- WordPressの管理画面やプラグイン英語の説明も多いので、読み取りや設定のサポートをしてもらう
以下が実際の画面です(Geminiの音声あり)。
※音量注意
GoogleDriveのヘルプページを解説してもらいました。
スマホ画面共有では、ChatGPTが対応している
スマホの画面共有による生成AI活用では、ChatGPTが対応しています。
ChatGPTの「Advanced Voice Mode」画面のなかの、カメラマークをタップすると、スマホ画面をChatGPTに見てもらうことができます。