生成AIを自社の組織図に具体的に組み込んでみよう【2024年9月時点】

生成AIのツールも様々出てきており、それぞれの得手不得手が見えてきたなかでどのツールをどのように役立てていくのか、実際の自社の組織図に組み込んでみると改めて起用のアイデアなどが浮かんできそうです。

※イラストは、AIツール(DALL-E3)を使用して作成しています。

目次

生成AIツールも色々ある

2022年11月に、OpenAI社がGPT3.5を搭載した「ChatGPT」を公開して以来、様々な生成AIツールが日々出てきています。
(鬼滅の刃でいうと、最初の呼吸が複数あったり、それぞれから派生して様々な呼吸が出てきている感じ?)

それぞれの生成AIには特徴があり、それぞれ得手不得手があることも分かってきています。

ただ、このまま”なんだか色々ある”とばかりに、思いつきでその場その場で使ってみても、実際の業務に役立てるための活用アイデア・起用アイデアが生まれにくいと感じています。

そこで、実際に自社の組織図に組み込んでみることで、”担当の割り振り”のような感覚を掴むことができる気がしています。

2024年9月時点で、実際に当事務所でどのようなAI配置(人員配置)をしているか。

キャラクターとともに会社の組織図に落とし込んでみる

※キャラクターなどは完全に主観です、、

生成AI名担当キャラクター、役割
ChatGPT
(GPT-4o)
相談役
秘書
経営企画
レビュアー
アナリスト
広報
営業
SE
イラストレーター
通訳
カスタマーサポートアドバイザー
・そつのない優秀な性格
・より人に寄り添えてくれる性格
・困ったらまず相談できる
・分からない場合も代替案を提示してくれる
・時々知ったかぶりするので、分からないときは分からないと伝えてあげる必要はある
・そつなく要約して伝えてくれる
・優秀なレビュアー
・リスクや盲点を見つけてフォローしてくれる
・そつなく一般論を出してくれるので、抜け漏れのチャックが助かる(そこから逆張りさ探しもできる)
・マーケティングの知識も十分
・そつなくコピーライターもできる
・簡単なイラストが書ける(Geminiとコンペしている)
・コーディングによる解決策を提案してくれる
・スマホも得意
・カスタマイズしてくれる(GPTs)ので、特化メンバーをたくさん作ることができる(話題が決まっていれば気兼ねなく会話可)
Gemini(1.5 flash)相談役
秘書
アナリスト
広報
SE
イラストレーター
・返事が早い(フッ軽)
・気さくなときと気難しいときがある
・(特にスマホは)気軽に聞ける
・GoogleやGoogle Workspaceとのやりとりがスムーズ
・簡単なイラストが書ける(上手いが書ける範囲は狭め)

・画像の認識が得意
・GASなどのコードを教えてくれる
・書いてもよし、話してもよし、写真でもよし、動画でもよし(マルチモーダル)
・テキストや画像や音声や動画を同時に流しても情報をうまく整理してくれる(コンテンツマージ)

・ハルシネーションチェック機能がある
claude(3.5sonnet)相談役
経営企画
文章担当
秘書
SE
・真面目な性格(会計事務所業界に最も合っている?)
・倫理観が強い
・文章がうまい
・長文理解もうまい
・コードにも詳しい
・イラストは書けない

・Web検索ができない
GENSPAPKリサーチャー・情報収集とまとめがとても得意
・まとめ方が優秀、説得力もある
・根拠(リソース)が明確
perplexityリサーチャー・情報収集がとても得意
・根拠(リソース)をより明確に整理して示してくれる
Arc Searchリサーチャー
NotebookLM研究・リソースを限定(特定のURL、PDF、動画など)した上でじっくりまとめてくれる
・研究が得意

・様々な視点から考えることができる
mapify図解(マインドマップ)・特定のURL、PDF、動画などから即座にマインドマップにしてくれる
gamma図解(スライド)・特定のURL、PDF、動画などから即座にスライドにしてくれる
・やや海外っぽいところがあるため、あくまでベースにして改めて日本版にまとめる必要はある
CANVA広報・スライドやSNS投稿のデザイナー
・うまい文言を考えてくれる
・背景などの画像処理が驚異的に便利
  • Midjourneyの獲得にも興味があるものの、自社の業務に対しての採用コストが高い(有料版のみ)ことから断念している状態。

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