西口一希著「マーケティングを学んだけれど、どう使えばいいかわからない人へ」(日本実業出版社)を参考にして。
目次
商品を育てる”3段階”
「1人のお客様と向き合って、その人が価値を感じる便益と独自性を見つけ出す」ことが重要でありながら、事業として継続していこうと思うと、その商品を育て、事業を大きくしていく必要があります。
0→1 | ・新しい商品の立ち上げ ・最初の”お客様”を見つける |
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1→10 | ・確立期(大規模投資前) ・最初のお客様を見出している価値を掴み、同じ価値を感じてくれるお客様は他にいるのか探りつつ広げていく |
10→1000 | ・規模最大化期(大規模投資後) ・異なる便益と独自性に価値を見出すお客様を発見し、大きく投資拡大していく |
0→1
- お客様は、自分にとって重要な「便益(その商品でなければならない理由)」と「独自性(他ではだめな理由)」を認知して、価値を見出す
- 創業者自身または身近な誰かが、商品に高い便益と独自性を感じ、価値を見出す→”1人目のお客様(WHO)”
- どこまでお客様が増えるか予想できるようであれば、独自性が弱い(=予測のための参考となる事例が存在している)
- 予想できない状態→強く独自性がある可能性が高い状態
- 自分が心の底から欲しいと思うもの・自分でなくても実在する誰か1人が強い便益を感じるもの
→同じように反応してくれる人が多くいる可能性が高い