他との違いが”ある”ということと、消費者に”伝わっている”とは異なるものという意識を持っておきたいところです。
佐藤義典著「マーケティング戦略 実行チェック99」(日本能率協会マネジメントセンター)を参考にして。
目次
知ってもらってから愛用してもらうまでの流れ
自社商品を”知ってもらってから愛用してもらうまでの流れ”としては、お客様の考える順番に沿い、以下のようなハードルを乗り越えていく必要があります。
差別化ポイントを考える(④比較)
商品が、以下のポイントを踏まえて、お客様に提供できているかどうか。
- 「ターゲット顧客」に対するものになっているか
- 「競合」を”お客様の頭の中の選択肢”と捉えて整理できているか
- 「価値」が”お客様にとってのベネフィット”になっており、それが高いかどうか
また、これらには、確固たる具体的な裏付け・根拠が必要です。
差別化ポイントを伝える(④比較)
差別化ポイントが”ある”ことと、消費者に”伝わっている”こととは異なるものです。
自社商品の差別化ポイントが、消費者に伝わっているかどうか。
- 広告物・販促物で伝える
- 店員・営業社員を通して伝える
- 商品そのもので伝える