トラックボールのついたマウスをつかっていますが、9月から「MX ERGO」というモデルのトラックボールマウスを使ってみています。
トラックボールマウスとは?
トラックボールマウスとは、通常のマウスと異なり、マウスを動かすのではなくトラックボールを動かすことでポインターを動かすマウスです。
こんな感じのものです。
「M570t」から「MX ERGO」へ変更して2ヶ月
もともと2017年9月から、トラックボールマウスを使っています。
Logicool「M570t」というものです。
2020年9月に、友人からLogicool「MX ERGO」を頂いたため、事務所にいるときはそちらを使用することとし、「M570t」は外出時に使用することにしました。
値段は、「M570t」が4,400円ほど(2020年11月現在)に対して、「MX ERGO」は11,000円ほど(2020年11月現在)ですので、2.5倍ほどします。
使用感
通常マウスと比較して
まず、「MX ERGO」の見た目ですが、こんな感じです。
ボールを親指で転がすことで、画面上のポインターが動きます。それが最大の違いです。
- ポインターの動きが速い
複数のモニターを繋げ、トリプルモニター体制で仕事しているのですが、トラックボールマウスであれば親指の少ない操作でポインターが飛んでいくので、非常に早くポインターを移動させることができます。 - マウスを動かす領域が不要
マウスを動かさないので、マウスを置くスペースさえあればOKです。膝の上でもOKなのです。 - デザインなどの細かい作業が必要なときは不向き
親指もかなり繊細な動きはしてくれるのですが、通常のマウスに比べれば、繊細な作業は不向きです。
「M570t」と比較して
見た目、デザイン
通常はこんな形ですが、もう1パターンあります。
こんな形状にもできます。
下の土台が2段階で設定できるのです。
一見、効用がよく分からないと思いますが、実際の手を乗せてみるとよく分かります。
実際に手を乗せてみます。まずは通常形態。
次に、少しずらしたバージョン。
なぜ、通常に加えて、この形態のバージョンがあるかというと、この形態の方が、より体のラインにフィットしているのです。
人の腕の位置や流れを考えると、このようにずれたバージョンの方がしっくりくるので、疲れづらいのです。
ボール以外の形状の丸みも、人の手の丸みに沿って作ってあるので、自然な形で手を添えることができます。
ボタン、ホイール
「M570t」より、より質のよいものが使われているので、非常に使い心地がよいです。
ボタンも、専用アプリによって自由に割り当てることができるのも魅力です。
充電式
「M570t」は電池式ですが、「MX ERGO」は電池要らずの充電式です。
デメリットは「重さ」
すべてにおいて「M570t」を高品質化したものなのですが、デメリットといえば、「重さ」です。
「M570t」は142gで、鞄に入れてもほとんど重さは感じません。
一方、「MX ERGO」は262gでほぼ倍の重さ。持ち歩けないことはないですが、重みを感じます。
ですので、私は使い分けをしていて、事務所では「MX ERGO」を使用し、外出時は「M570t」を使用しています。
感想
傾く形状が疲れにくさを追究してのものであることが、使っているととてもよく分かります。
「M570t」が並んでいても、自然と「MX ERGO」を使うと思います。
自然とそちらの方が使っていて心地よいのだと思います。
デメリットは「重さ」なので、事務所では「MX ERGO」を使い、外出先では「M570t」を使用しています。