長崎のじゃがいも色々

長崎県はじゃがいも生産量第3位で、じゃがいもの品種も多彩に存在しています。

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長崎のじゃがいも

長崎県は、じゃがいもの生産量全国第3位となっています。

とはいえ、シェアで見てみると第1位の北海道で80%近くを占めています。長崎県は3.8%ほど。ちなみに、第2位は鹿児島県の4.0%ほどです。

そもそも、じゃがいもは、1600年前後にオランダ人が長崎に持ち込んだことが始まりであるとされており、じゃがいもは冷涼な気候を好むため、今では北海道が主産地ですが、特に明治以降、長崎でも積極的な栽培が行われるようになっているようです。

じゃがいもといえば、メークインと男爵ですが、長崎のスーパーで感じることとして”男爵”を見かける機会がとても少ないということです。

これは、”男爵”は長崎ではできづらいようで(気候や土質から)、丸いいもはおおむね”馬鈴薯”というくくりで取り扱われているようです。

代わりに、長崎では、長崎ならではの品種を多く見かけます。

スーパーでは安定的な供給体制が必要となるため独自品種は見かける機会が少ないですが、直売所や道の駅などで独自品種を見かけることが多くあります。

実際、味にも明確な違いがあり、様々な品種で様々な料理を楽しむことができます。

長崎じゃがいもの品種と適した料理

品種特徴適している料理
メークイン・細長い
・つるつるしている
・きめ細かく煮崩れしにくい
・サラダ
・ジャーマンポテト
あいゆたか・なめらか
・甘みがある
・弾力のある柔らかさ
・味がよく染み込む
・コロッケ
・ポトフ
にしゆたか・煮崩れしにくい
・煮込み料理に適している
・揚げるとホクホクする
・フライドポテト
・カレー
・おでん
あいまさり・実の中心への火の通りがよい
・煮崩れしにくい
・食味がよい
・和にも洋にも合う
・シチュー
・肉じゃが
ながさき黄金・さつまいものような甘さとホクホク感
・乳製品(チーズ等)との相性がよい
・グラタン
・ポテトサラダ
さんじゅう丸・ホクホク
・まろやか
・表面がつるっとしている
・皮むきしやすい
・スープ
・煮しめ

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