事業において「ミッション」が重要といわれますが、なぜ必要か、最初から必要か。
「ミッション」は何のために必要か
事業において「ミッション」が重要であるといわれることがあります。
なぜミッションが重要であり、必要なのか。
ミッションとは、「なぜ自社が社会のなかに存在しているのか」「なぜ自社が社会のなかに存在しなければならないのか」ということを言語化し、自社の事業を凝縮させた”象徴”ともいえるものです。
言語化され、可視化されていることにより、他者と共有することができます。
例えばお客様という他者、例えば社員という他者。他者と共有することができることにより、提供したいものが求めている方へと届き、考えを同じくする人に集まってもらうことができます。
すぐに作る必要はない
ミッションは、「なぜ自社が社会のなかに存在しているのか」「なぜ自社が社会のなかに存在しなければならないのか」といった自社の事業の根幹をなすものです。
これらを意識せずに漫然と事業をしても、お客様も社員もなかなか集まらないといった事態も考えられます。
かといって、最初から上記のようなミッションが思い浮かばない場合も考えられます。
思い浮かばないうちに無理に作ってしまうと、自社と関わりのないただの意味のない言葉になってしまい、結果、作りっぱなしでそっちのけになってしまいがちです。
そのため、最初からミッションを無理に作る必要はないといわれています。
実際の事業を行っていくうちに、様々な気づきであったり、お客様からの言葉であったりで、おのずと浮き彫りになっていくという部分もあるからです。
考え方
「ミッション」とは、どのように考えればよいのか。
以下のような問いを考えていくことであるとされています。
- 自社にとっての顧客は誰か
- 自社の顧客にとっての価値は何か
- 自社の●●という強みを活かし、お客様の●●という課題を解決する
自分だけで考えるというよりも、実際にお客様に聞く・アンケートを取る、といったこともとても有効です。