NotebookLMを活用すると、膨大な情報から、必要な要件や書類を簡単に整理できます。
助成金は奥が深い
助成金は、簡単なものから複雑なものまで実に様々です。
例えば、特定求職者雇用開発助成金。
厚生労働省の公式ページを見ても、その内容は実に複雑で、一見しても、どのような状態であれば申請要件を満たすのか、どのような書類を準備すべきかがなかなか分かりません。。
公式Webページや添付資料には実に膨大な情報が詰め込まれており、パンフレットでなんとなく全体像が掴めても、いざ本格的に検討してみようとすると、具体的な対象者の要件や必要書類の把握はなかなか難解です。。
NotebookLMは、助成金申請を的確にサポートしてくれる
このようなときにこそぜひAIの力を借りたいところですが、2024年12月現在では、このような専門分野においては、まだまだChatGPTではハルシネーションを起こしやすく、間違えられない専門分野での活用においては、なかなか不安もあります。
ただ、このような専門分野において、抜群に頼もしいAIツールは、「NotebookLM」だと感じています。
WebページからダウンロードしたPDF、公式資料、Webページそのものを根拠資料として読み込ませ、このなかにどのようなことが書いてあるかを的確に確認することができます。
左側に「ソースを追加」とあり、根拠資料を読み込ませることができます。
PDF、テキストはもちろん、なんと、音声ファイル、スライド、ウェブサイト、YouTubeなどまでもアップロードすることができます。
真ん中の画面の「チャット」から質問することができます。生成された回答には、一文一文に引用マークがつき、クリックすることで、根拠資料のどこを根拠にしたのかを確認することが可能です。
このことはとても大きく、信頼を置くことができます。
右側の「Studio」には、生成されたメモのストックを見ることができます。
総じて、このような助成金申請の場面でNotebookLMを活用することで、以下のメリットを感じることができます。
- 概要や全体像を知ることができる。
- 情報を整理することができる。
- 自分が知りたい順番に情報を並び替えることができる。
- 自分が知りたい情報をピックアップすることができる。
- 対象者の要件や必要書類などをすぐに知ることができる。かつ、事実かどうかをすぐに確認することができる。
- 自分が調べた情報や解釈の確認に使うことができる。
- 「よくある質問」や「ブリーフィング・ドキュメント」や「学習ガイド」など、網羅的に情報を体系立てることができる。
例えば、今回、対象者の要件や必要書類について具体的な質問を行いながら、準備を進めることができました。
全体像を知る、調べてもらう、自分が調べたことの確認に使う、などです。
まとめ
NotebookLMを使うことで、申請における多くの課題を解決することができます。
- 一般的なAIツールは専門分野ではハルシネーションが発生しがちですが、NotebookLMでは根拠の確認が容易なため、信頼性の高い情報の活用が可能。
- 必要な情報を瞬時に取得でき、作業時間の大幅削減が可能。
- 聞いたり、確認したりと活用ができ、自分の相棒のような立ち位置から、要件や必要書類の見落としを防ぐことができる。
助成金などの申請はなかなかにプロセスが煩雑ですが、NotebookLMを活用することで、これまでの煩雑さや間違えやすさを解消し、効率的に進めることが可能です。