経営環境による自社の影響を感じるには、印象や勘ではなく、数字を置いて検証したいところです。
小山昇著「社長!儲けたいなら数字はココを見なくっちゃ!」(すばる舎)を参考にして。
変化に対応する
小山昇著「社長!儲けたいなら数字はココを見なくっちゃ!」(すばる舎)に強調されていることとして、以下がありました。
”どんなに儲かる仕組みも、市場の変化とともに通用しなくなります。”
小山昇著「社長!儲けたいなら数字はココを見なくっちゃ!」(すばる舎)より
”昨年は売れた仕組みが、今年も通用するとはかぎらない。”
経営に関する環境は、常に変化しています。
過去ないし今このときうまくいっていたとしても、少し先が同じようにうまくいくとは限らない。
むしろ、市場環境は変化すると考えることの方が自然である以上、自社の対応や仕組みも、変化していく必要があります。
印象・勘に頼らない
経営環境の変化に対して自社も変化していかなければ、というところまでは考えが及ぶものの、何によってそれを感じ、どのように変化していくべきかということに関しては、差がつきやすい部分といえると思います。
印象や勘で決めようとすると、思ってもみなかった盲点に足を取られる可能性もあるほか、他者(従業員、銀行など)との共有が難しくなります。
数字で検証する
こんなはずでは、、とならないためにも、印象や勘に頼るのではなく、きちんと数字を置いて検証し、変化とその対応を決めたほうがよいといえます。
数字の置き方に関しては、本当に様々です。
必ずしも教科書通りの数字によらず、例えば、何らかの方法で自社が主戦場にしている市場をつかむことのできる方法があるのであれば、それを参考にすればよいと思われます。
また、シミュレーションするうえでも、印象や勘ではなく、数字を置くことで、より具体的なイメージを持つことができるようになります。