社内でのコミュニケーションの役割は、「情報」と「感情」のやり取り、と言われています。
小山昇著「社長!儲けたいなら数字はココを見なくっちゃ!」(すばる舎)を参考にして。
目次
社内コミュニケーションを役割とその定義を考える
会社内になぜコミュニケーションが必要なのか。
その役割を考えてみると、以下の2つに集約されます。
- 「情報」の伝達
- 「感情」のやり取り
どの仕事はいつまでに、といったことは業務上必要な「情報」にあたります。
一方で、気分がよい・よくない、といったことは「感情」にあたります。
このように、コミュニケーションの役割を定義してしまうと、なぜコミュニケーションが必要なのか、コミュニケーションのどこにテコ入れすべきかなのかが分かるようになります。
物差し:回数
社内コミュニケーションの良し悪しを図ることは難しいものです。
小山昇著「社長!儲けたいなら数字はココを見なくっちゃ!」(すばる舎)においては、その良し悪しの物差しとして、「回数」を挙げられていました。
回数が重なれば重なるほど質が高くなる、という考え方・仕組みです。
役割が分かると工夫の余地が生まれる
ある個人の「回数」を見てみた時に、段々と少なくなっているようであれば、その個人のモチベーションは低下していると見て、ケアを考えることができます。
このように、お客様に関する経営数字だけを追いかけるのではなく、社内においては、その社内コミュニケーションの量(従業員に関する経営数字)を気にしてみることで、生産性を向上させていくことが可能となります。