「情報」と「感情」のやり取り

社内でのコミュニケーションの役割は、「情報」と「感情」のやり取り、と言われています。

小山昇著「社長!儲けたいなら数字はココを見なくっちゃ!」(すばる舎)を参考にして。

目次

社内コミュニケーションを役割とその定義を考える

会社内になぜコミュニケーションが必要なのか。

その役割を考えてみると、以下の2つに集約されます。

  1. 「情報」の伝達
  2. 「感情」のやり取り

どの仕事はいつまでに、といったことは業務上必要な「情報」にあたります。

一方で、気分がよい・よくない、といったことは「感情」にあたります。

このように、コミュニケーションの役割を定義してしまうと、なぜコミュニケーションが必要なのか、コミュニケーションのどこにテコ入れすべきかなのかが分かるようになります。

物差し:回数

社内コミュニケーションの良し悪しを図ることは難しいものです。

小山昇著「社長!儲けたいなら数字はココを見なくっちゃ!」(すばる舎)においては、その良し悪しの物差しとして、「回数」を挙げられていました。

回数が重なれば重なるほど質が高くなる、という考え方・仕組みです。

役割が分かると工夫の余地が生まれる

ある個人の「回数」を見てみた時に、段々と少なくなっているようであれば、その個人のモチベーションは低下していると見て、ケアを考えることができます。

このように、お客様に関する経営数字だけを追いかけるのではなく、社内においては、その社内コミュニケーションの量(従業員に関する経営数字)を気にしてみることで、生産性を向上させていくことが可能となります。

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この記事を書いた人

長崎で活動する
税理士、キャッシュフローコーチ

酒井寛志税理士事務所/税理士
㈱アンジェラス通り会計事務所/代表取締役

Gemini・ChatGPT・Claudeなど
×GoogleWorkspace×クラウド会計ソフトfreeeの活用法を研究する一方、
税務・資金繰り・マーケティングから
ガジェット・おすすめイベントまで、
税理士の視点で幅広く情報発信中

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