同じ役割、異なる能力

求められる役割が同じでも、時代の進展に伴って、求められる能力が異なるということはあり得ます。

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役割がなくなるということは、早々ない

人が主体で事業を行っている限り、それぞれの果たす役割が突然なくなってしまうということは、早々ないといえます。

例えば、機械化が進展したからといって工場に人が必要なくなったわけでもありませんし、IT化が進展したからといって経理が必要なくなるというわけでもありません。

同じ役割でも、求められる能力が異なるということはあり得る

役割は同じく求められるものであっても、そこに求められる能力が異なるということはあり得ます。

時代の進展に伴って。

例えば、機械化が進展しても工場に人は必要なわけですが、求められる能力としては、従前のような”手を動かす能力”ではなく、”機械の仕組みを理解し、使いこなす能力・メンテナンスする能力”であったりします。

経理においても、以前として、”経営数字をまとめる”という役割として、その存在は必要なものです。

ただ、IT化の進展に伴って、”手作業・手入力で経営数字をまとめる能力”から、”データを扱う能力・データをチェックする能力・全体のシステムを理解する能力・ワークフローを理解する能力・どのデータがどこからどのように連携されているか・正しく連携しているかを判断しメンテナンスする能力”へと変わりつつあるように感じます。

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