「紹介」にも色々ある①

「紹介」にも色々なやり方があります。

谷田部敦著「小さな会社の勝算」(かんき出版)を参考にして。

目次

「商品が売れていく仕組み」のサイクル

「商品が売れていく仕組み」として、谷田部敦著「小さな会社の勝算」(かんき出版)において、6マス・マーケティングという仕組みが紹介されています。

  1. 「認知」
    →お客様に知ってもらう
  2. 「獲得」
    →見込み客の情報を入手する/見込み客の比較検討の対象に入る
  3. 「信頼」
    →見込み客の比較検討の対象から選ばれる
  4. 「フロント商品」
    →最初の商品を購入してもらう
  5. 「メイン商品」
    →利益率の高い商品を購入してもらう
  6. 「リピート・紹介」
    →定期的に商品を購入してもらう/知人やSNSで紹介をしてもらう

「リピート」よりも「紹介」は難しい

自社商品を、「リピート」「紹介」で広げていくことは重要なことではあります。

「リピート」をどのように伸ばすかについては、ある意味では、取組み方をイメージしやすくはあります。

一方で、「紹介」は難易度が高いものです。

例えば、”誰かに紹介してください!”と真正面からお願いしても、他人を巻き込むことからお願いされた側も動きにくく、広がり方は鈍いものになります。

しかしながら、紹介にも色々なあり方があります。

「紹介」のあり方いろいろ

「紹介」にも色々なあり方があります。

  • 目の前のお客様に、直接、他のお客様の紹介をお願いする
  • クチコミ投稿を促進する(自社サイト、Amazon、楽天市場、GoogleMapなど)
  • インフルエンサーやファンに、アンバサダーになってもらう

クチコミへの対応

クチコミ投稿に対しては、どのようなスタンスで臨むとよいか。

  • 丁寧な返信をする
  • お客様に、クチコミをいただけると励みになる、と率直に伝える
  • ネガティブなクチコミ(通常)には、とにかく真摯に謝罪し、改善策を伝える
  • ネガティブなクチコミ(誤解・悪質)には、事実を意見を分けて説明し、場合によっては毅然とした態度で対応する
  • ネガティブなクチコミを生み出さないようにするために、期待値をコントロールする・過剰な期待をさせない(ミスマッチを減らす)
  • ネガティブなクチコミ(誤解・悪質)には、知っている人であれば直接連絡し、削除してもらう/知らない人であればGoogleに異議申立てする(営業妨害、誹謗中傷、肖像権・著作権侵害)

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