「紹介」にも色々なやり方があります。
谷田部敦著「小さな会社の勝算」(かんき出版)を参考にして。
目次
「商品が売れていく仕組み」のサイクル
「商品が売れていく仕組み」として、谷田部敦著「小さな会社の勝算」(かんき出版)において、6マス・マーケティングという仕組みが紹介されています。
- 「認知」
→お客様に知ってもらう - 「獲得」
→見込み客の情報を入手する/見込み客の比較検討の対象に入る - 「信頼」
→見込み客の比較検討の対象から選ばれる - 「フロント商品」
→最初の商品を購入してもらう - 「メイン商品」
→利益率の高い商品を購入してもらう - 「リピート・紹介」
→定期的に商品を購入してもらう/知人やSNSで紹介をしてもらう
「リピート」よりも「紹介」は難しい
自社商品を、「リピート」「紹介」で広げていくことは重要なことではあります。
「リピート」をどのように伸ばすかについては、ある意味では、取組み方をイメージしやすくはあります。
一方で、「紹介」は難易度が高いものです。
例えば、”誰かに紹介してください!”と真正面からお願いしても、他人を巻き込むことからお願いされた側も動きにくく、広がり方は鈍いものになります。
しかしながら、紹介にも色々なあり方があります。
「紹介」のあり方いろいろ
「紹介」にも色々なあり方があります。
- 目の前のお客様に、直接、他のお客様の紹介をお願いする
- クチコミ投稿を促進する(自社サイト、Amazon、楽天市場、GoogleMapなど)
- インフルエンサーやファンに、アンバサダーになってもらう
クチコミへの対応
クチコミ投稿に対しては、どのようなスタンスで臨むとよいか。
- 丁寧な返信をする
- お客様に、クチコミをいただけると励みになる、と率直に伝える
- ネガティブなクチコミ(通常)には、とにかく真摯に謝罪し、改善策を伝える
- ネガティブなクチコミ(誤解・悪質)には、事実を意見を分けて説明し、場合によっては毅然とした態度で対応する
- ネガティブなクチコミを生み出さないようにするために、期待値をコントロールする・過剰な期待をさせない(ミスマッチを減らす)
- ネガティブなクチコミ(誤解・悪質)には、知っている人であれば直接連絡し、削除してもらう/知らない人であればGoogleに異議申立てする(営業妨害、誹謗中傷、肖像権・著作権侵害)