認知してもらうためにSNSを活用する場合、各SNSの特徴を押さえておく必要がありそうです。
谷田部敦著「小さな会社の勝算」(かんき出版)を参考にして。
目次
「商品が売れていく仕組み」のサイクル
「商品が売れていく仕組み」として、谷田部敦著「小さな会社の勝算」(かんき出版)において、6マス・マーケティングという仕組みが紹介されています。
- 「認知」
→お客様に知ってもらう - 「獲得」
→見込み客の情報を入手する/見込み客の比較検討の対象に入る - 「信頼」
→見込み客の比較検討の対象から選ばれる - 「フロント商品」
→最初の商品を購入してもらう - 「メイン商品」
→利益率の高い商品を購入してもらう - 「リピート・紹介」
→定期的に商品を購入してもらう/知人やSNSで紹介をしてもらう
各SNSの特徴
- 20代~40代中心
- ビジュアルでインパクトが表現できる業種が適している(美容系、飲食店)
- 写真・リール・ストーリーズを活かしたインパクトのある投稿ができるかどうか
- コツコツ続けることが楽しめるかどうか
- 40代~60代中心
- 匿名性が低い
- 広告費がPPC広告より安い
- リラックスしている時間に見ていることが多いため、目に留まりやすいものである必要あり
- テーマをはっきりさせ、どんなメリットが得られるかパッと見で分かるようにする
YouTube
- ユーザー数が多い
- 埋もれやすく、効果が出るまで相当な時間がかかる(最低90日~2年程度)
- 撤退率も高いため、継続するだけで競合は減っていく
- ニッチなテーマで配信して人気になると入れ替わりは少なくなる
- 「面白いコンテンツ」→プロの参入によりレッドオーシャン化している
- 「お役立ちコンテンツ」→ニッチな分野で参入の余地あり(商品の活用方法など)
- YouTube広告→短期間で訴求可能。ただ、期間内は広告コストが半永久的にかかってしまう。
TikTok
- 20代以下中心
- 短い動画
- 上位表示される動画の入れ替わりが激しい(新規参入者にチャンスあり)
- 若い世代にインパクトのある動画が出せるかどうか
X(Twitter)
- 頻繁な投稿ができるかどうか
- フォロワーとのコミュニケーションが多くなる
- 炎上した場合、コントロールしにくいリスク
- フォロワー数が少なければイメージダウンにも繋がりかねない
LINE公式アカウント
- ”認知→獲得→信頼”まで進めることも可能
- LINE VOOM(ショート動画)
- LINE PLACE(店舗等の検索・投稿)
- 一斉配信可能、多機能
- すぐにブロックされてしまうデメリットあり
- 店舗全般(コンテンツ系、塾、飲食店、サロン系)で活用可能