天祐寺(諫早市)、秋の特別拝観(2024年)

天祐寺(諫早市)の特別拝観、毎年紅葉の時期に5日間程度のみしか拝観することができないため、とても貴重です。
2024年も行ってきました。

目次

諫早の天祐寺とは

長崎県諫早市にある天祐寺。

諫早家の菩提寺であり、墓所には初代龍造寺家晴公から十八代家興までの墓があるという非常に由緒あるお寺です。

境内には大きな銀杏の木があり、秋には紅葉がとても美しい場所です。

今年は、紅葉まではあと数日必要そうというところでしょうか。

※この写真は2023年に撮ったものです。
※この写真は2023年に撮ったものです。
※この写真は2023年に撮ったものです。

特別拝観2024年

1年にわずか5日間だけ、天祐寺の襖絵と書院・庭園を拝観することができます。

2024年は、11/20〜11/25でした。

・期間 11月20日(水)〜24日(日)
・時間 10:00〜16:00(受付終了15:30)
・料金 500円(高校生以下無料) 
・長崎県諫早市西小路町1116
※駐車場完備

書院と庭園

Screenshot

襖絵

松平莉奈『聖母子』

2023年9月に開眼法要された「聖母子」、聖母マリアとイエスを主題とし、東洋画の水月観音像を参考し、観音菩薩や善財童子とオーバーラップさせているそうです。

制作の背景として、「もしもキリスト教が禁止されることなく、仏教が禁止され続けたなら、仏教徒は潜伏仏教徒となり、聖母マリアを観音菩薩として密かに礼拝したのではないか」という仮定・空想から始まったのだそうで、まさに、潜伏キリシタンの”マリア観音”ならぬ、潜伏仏教徒の”観音マリア”。

服部しほり『四季恢恢図』

四季恢恢図は、存在感と迫力が凄まじいです(夜観るととても怖そう)。

山﨑鈴子『常世図』

蓮の花が見事に浮き上がり、とっても幻想的です。
暗闇の中に咲く希望のようにも感じます。

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