2024年10月31日、OpenAIは「ChatGPT Search」をリリースしました。
活用方法が多々ありそうですが、一気通貫に活用する方法を考えてみました。
ChatGPT Search(Search GPT)とは
「ChatGPT Search」とは、OpenAIが2024年10月31日にリリースしたツールで、ChatGPTに内蔵されており、ChatGPTのなかの地球儀マークをクリックすることで、SearchGPTがオンになり、使用することができます。
インターネットからの最新情報をタイムで収集してくれ、AI機能を活かし、具体的で深い情報を得ることができます。
再び地球儀マークをクリックすると、Search機能(ネット検索優先モード)がオフになり、通常のChatGPTとして使用することができます。
ChatGPT Searchをオフにすることで、情報収集から一歩引き、収集した情報の質と精度を上げることに集中することができます。
ChatGPT Searchと4o with canvasの一気通貫利用
- より具体的な要素を加える(5W1H)
- 収集の視点を明確にする(メリットデメリット、成功事例、リスクなど)
- ターゲット(伝えたい相手)を設定する
- 深い情報を集めるため、収集段階では、専門用語を活用する
情報の信頼性を確認し、評価していきます。
(複数の情報や資料と比較するなど)
- フレームワークなど(PREP法など)を活用し、分かりやすい構成にしていく
- 専門用語を噛み砕くなどして読み手に分かりやすい文章にしていく
- 図解などを活用する
ChatGPT Searchの出力を高めるためのプロンプトを考える
この場合、ChatGPTとは目的の異なる「ChatGPT Search」の出力の質を高めるためのプロンプトの組み方というものが大事になってきそうです。
まだまだ研究中ですが、以下のような要素を加えながら聞くと、よい出力が望めそうです。
#情報収集の具体的目的、活用用途
#対象(最終的に伝えたい相手)
#文脈
(5W1H)
(視点(メリットデメリット、成功事例、リスクなど)
(できるだけ専門用語を使う)
#情報の収集範囲と方法
– 信頼性の高い情報源(学術論文、政府機関のデータ、大手の専門メディア)を使用する
– 収集対象の情報の根拠を明示し、信頼性を確認するためのリンクを追加する
#制約、注意事項
– インターネット上の情報は、必ず信頼できる情報源(学術論文、業界権威サイトなど)を利用すること。
– 未確認のデータや噂レベルの情報は含めない。
– 最新の情報であり、過去●年以内に発表されたデータのみを使用する。
まとめ
ChatGPT Searchと4o with Canvasを一気通貫に活用できることで、「情報収集」→「構造化」→「伝える」までのプロセスを、効率的に行うことができます。