”人は物語る生き物”といわれるとおり、ストーリーの方が関心を持ちやすく、記憶に残りやすいといえるかもしれません。
大橋一慶著「セールスコピー大全」(ぱる出版)を参考として。
目次
ストーリーの方が関心を持ってもらいやすい
ただの商品情報の羅列だと、もともと興味のない人であればあるほどなかなかとっつきづらい部分があります。
一方で、ストーリーがあるものであれば、人は興味を持って読み進めることができるものです。
大橋一慶著「セールスコピー大全」(ぱる出版)において、ストーリーが効果的である理由として以下が挙げられています。
- ストーリーは、理屈どおりの順番でなくとも、喜怒哀楽の順番に沿っている
- ストーリーは、感情移入しやすい
- ストーリーは、記憶に残りやすい
どのような展開の経験を表現するか
大橋一慶著「セールスコピー大全」(ぱる出版)をもとに、どんな要素があるものだとよいか、どのような順番で伝えるとよいかをまとめてみました。
目安となる要素
- ターゲットにとって、共感できる主人公であること
- V字型のストーリー(日常→問題からどん底→乗り越えて成功)であること
- ストーリーからセールスが違和感なく繋がるものであること
順序
- 日常からどん底になる(きっかけ)
- どん底での経験
- 乗り越える(乗り越えた結果どうなったのか→なぜ乗り越えられたのか)
- 乗り越えることができた理由(商品の案内)
- 読み手への効用(商品の効用)
- 商品に関する情報
作るのではなく、掘り起こす
商品開発ストーリーなどがあると、感情移入しながら興味を持って読むことができます。
大橋一慶著「セールスコピー大全」(ぱる出版)でも重要とされていますが、「嘘をつかないこと」が重要な前提だと感じます。
途中で嘘だと感じると、一気に不信感を抱き、興味を持ってもらえるどころか反感へと変わることもあります。
本当のことであるからこその迫力は何にも変えがたい説得力を持っています。