定期的に振り返るようにすると、自然と、先のテーマ・課題に思いを馳せるようになります。
和仁達也「コンサルタントの教科書」(かんき出版)を参考にしつつ、キャッシュフローコーチとして考えたこと。
目次
過去→現在→未来
過去・現在・未来は、繋がっているものです。
現在を軸として、過去を振り返ってみると、自然と、未来に意識がいくようになります。
過去→現在→未来、というストーリー性が、人のモチベーションを掻き立てるのだろうと思います。
定期的に振り返る
「定期的に振り返る」という機会を持つと、過去を整理する方に頭がいきます。
そうすることで、おのずと、未来へと思いを馳せ、将来のテーマや課題は何だろうと考えるきっかけを持つことができます。
とても自然な流れとして、次のテーマや課題を考えることができるのです。
自然と前に進めるような仕掛けづくり
事業・経営において、今何をテーマとすべきか、課題は何か。
これは、外部の人が、一方的に与えることができないものです。
たとえ外部の人が与えたとしても、事業・経営をしている側からすると、”自分ごと”として捉えることができず、むしろ、実際に事業をしている自分の気持ちを分かっていない、という不満さえ抱いてしまいます。
「定期的に振り返る」という機会を年に1回持つだけで、自然と過去に目が向き、結果として、未来のテーマや課題に考えを巡らせるようになります。
テーマ・課題を考えることは、とても重要なことです。
しかし、それを外部から突如半ば強制的に提示されるか、おのずと考える機会を持つか、で、気持ちはまったく異なるものとなります。
そのおのずと考える過程で、「自分のアイデア・選択肢に見落としがないかどうか」という不安に、他者としてさりげなく寄り添える存在を目指したいところです。