先を見て逆算して考える

無我夢中で事業を進めるよりも、先を見て、逆算して考えながら経営していった方が安心感も満足感も得られるものです。

和仁達也「コンサルタントの教科書」(かんき出版)を参考にしつつ、キャッシュフローコーチとして考えたこと。

目次

無我夢中に進む

事業を始めたときには、誰しも、売上を上げるためにまずは無我夢中で進んでいきます。

一方、ある程度売上高が軌道に乗ってきてもなお、ただただ無我夢中で進んでいくと、様々な壁に直面するようになります。

税額が高くなってしまったが、なぜだろうか。

自身が思っていた以上に、手元にお金が残らないのはなぜだろうか。

人を雇いたい・設備を導入したいが、大丈夫だろうか。

などなど、、

先を見て、逆算して考える

売上高を稼いだ先には、そこから先のお金の流れがあり、その全体を見渡してはじめて、全体像が掴めてきます。

現状が掴めることで少し先の将来の予測ができるようになり、かなり精度の高い状態で向こう1年程度の先行きを見ることができるようになってきます。

少し先まで含めた全体像が掴めてくると、色々なイメージが湧いてくるようになります。

例えば、自分はこの先どうなりたいだろうか、というイメージをすることが可能になってきます。

なりたい未来(目標)を設定し、そこから逆算して、今できることを考えることができるようになります。

工夫してやり続けた結果、やがて達成へと結びついていきます。

自分で考え、工夫し、達成する安心感・満足感

何がなんだか分からないけれど、後手後手で対応する。

というよりも、

先を見据えて、逆算し、今何をすべきかを考え、自分で目標を設定し、やがてそれを達成していく。

同じ時間を過ごすにしても、様々な心持ちがあります。

安心感という意味でも、達成感という意味でも、後者の方が満足度が高いように感じています。


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