具体的に、お客様の不安にどう対策するかの方向性について。
岡本達彦著「不安がなくなるとモノが売れる」(総合法令出版)を読んで考えたこと。
目次
メーカーは信頼できるだろうかという不安
- 製品の品質保証を守っていることを示す
- 製品が安全規格・安全基準を守っていることを示す
- 外部の認証・評価を取得していることを示す
- 創業の背景、開発の経緯、実績、お客様の体験談・レビューを示し、透明性を高める
- カスタマーサポート、SNS・フォーラムでのコミュニケーションを取る
- フィードバックに対する迅速・誠実な対応を行う
- 製品の試用の機会を提供する
- 製品のデモンストレーションの機会を提供する
- 継続的なアフターサービス、ロイヤリティプログラムの提供を行う
- 製品アップデート・改善の情報提供を行う
頻繁にアップデートが必要になるかもしれないという不安
- アップデートの手続きが簡単・効率的であることを示す
(自動アップデート、ワンクリックでのアップデート、バックグラウンドでのアップデート実行など) - アップデートの重要性とメリットを明示する
(セキュリテイ強化、新機能追加、パフォーマンス改善、バグ修正など) - アップデートの通知を確実に行う
- 手順やタイミングのガイダンス提供を行う
- カスタマーサポートを強化する
- オンラインFAQ、チュートリアル動画、ヘルプデスクを整える
- アップデートの頻度とスケジュールを明示する
新しいモデルがすぐに出ることになるかもしれないという不安
- 長期間にわたって価値を提供する理由を明確にする
- アップグレードプログラムを提供する(割引によるアップグレード手段を準備)
- 開発ロードマップを提供する
- 将来のアップグレード計画についてオープンにする
- 次のモデルの販売予定時期と新機能についての情報提供を行う
- お客様のニーズに合わせたカスタイマイズの余地を提供する
- 製品の耐久性・品質を保証する
- お客様サポートの充実