「事業」「商品」は、目的か手段か

自社が行う「事業」、自社が提供する「商品」は、目的であるのか手段であるのか。

目次

豊かさを生み出す

”なぜ自社が社会のなかに存在しているのか”

”なぜ自社が社会のなかに存在しなければならないのか”

ということを考えてみるとき、行き着くところ、自社は、お客様に対し、お客様にとっての豊かさ(便利さ、快適さ)を提供できているかどうかということになるかと思います。

つまり、会社が社会のなかで存在し続けていくためには、お客様に対し、豊かさを提供していけているかどうかが重要であるということになります。

「事業」「商品」は手段

お客様に対して豊かさを提供していくにあたっては、自社の「事業」や自社の「商品」というものは、そのための手段でしかないともいえます。

事業を続けていくなかでは、ついつい自社の「事業」や自社の「商品」そのものにこだわりがちになります。

しかしながら、そのこだわりが、お客様のためになることであるのかどうか、お客様に豊かさ・便利さ・快適さを提供できているのかどうか、お客様に便益を提供できているのかどうかまで見通して考えるべきところであるといえます。

自社の”存在意義”は何なのか

自社がなぜ存在しているのかについて明確な考えを持つことができていれば、あくまで目的はお客様の便益なのであって、自社の「事業」や自社の「商品」というものはそのための手段であると考えることができます。

あくまで自社が社会のなかで存続していくことを考えてみるとき、お客様への豊かさの提供が必要なのであり、それが利益へと繋がり、その利益をもって存続していけるのだという流れになると思います。

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

  • URLをコピーしました!
目次